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バウハウス創立100周年 今日的意義を再考する『バウハウスへの応答』展

CINRA.NET

18/8/3(金) 19:38

山脇巌『バウハウス・デッサウ』1931 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ©山脇巌・道子資料室

展覧会『バウハウスへの応答』が8月4日から京都・京都国立近代美術館で開催される。

1919年にドイツで設立された総合芸術学校・バウハウス。来年2019年には創立100周年を迎える。

同展は、100周年にあたりドイツで開催される記念事業『バウハウス100』の主要な国際プロジェクト『bauhaus imaginista(創造のバウハウス)』の一環として、日本国内で唯一開催される展覧会となる。バウハウスの工房教育と予備課程といった教育理念やカリキュラムが、日本とインドという異なる歴史と文化背景を持つ地域でどのように展開してきたのかに注目し、約100点の関連資料や記録、当時の学生たちの作品などを展示する。

また同展にあわせ、スウェーデンを拠点に活動するルカ・フライ、ロンドンを拠点とするオトリス・グループが、バウハウスと日本とインドを巡る作品を新たに制作。彼らの作品はプロジェクトの最終形として2019年春にベルリン・世界文化の家で開催される展覧会『bauhaus imaginista』でも紹介される。

会期中の8月5日には、東京・青山一丁目のゲーテ・インスティトゥート東京で国内外のアーティスト、デザイナー、研究によるシンポジウム『文化圏を越えた交流— 20世紀のインド・日本・ドイツにおける美術・デザイン教育をめぐって』が開催。また京都国立近代美術館では8月12日に神戸大学教授の梅宮弘光とキュレトリアルリサーチャーのヘレナ・チャプコヴァーによるレクチャーとディスカッション 『バウハウスと日本』、9月22日にIn-Field Studioと歓藍社の佐藤研吾による講演会『シャンティニケタンから建築とデザインを考え、学び、作る』が行なわれる。参加方法の詳細は美術館のオフィシャルサイトでチェックしよう。

なお8月4日、8月11日、8月18日、8月25日は無料観覧日となるほか、金曜と土曜の夜間開館日は17:00以降に夜間割引を実施する。

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