アルモドバルが引退同然の映画監督描いた「ペイン・アンド・グローリー」予告解禁
20/3/27(金) 9:00
「ペイン・アンド・グローリー」
ペドロ・アルモドバルの監督作「ペイン・アンド・グローリー」の公開日が6月19日に決定。予告編がYouTubeで解禁された。
アントニオ・バンデラス演じる映画監督サルバドールを主人公にした本作。予告には引退同然の生活を送っていた彼のもとに、かつて封印した作品の上映依頼が届く様子が収録された。それをきっかけに、サルバドールは幼い頃の記憶をたどっていく。
バックに流れるのはイタリアのシンガー、ミーナが歌う「Come sinfonia」。同曲についてアルモドバルは「ミーナは私を感動させてくれる芸術家であり、家族のような存在。そしてこの曲は1960年代の上品さ、何もすることのない楽しい夏の感覚を表現している」と語った。またアルモドバル曰く、本作は自身が意図しない形で「欲望の法則」「バッド・エデュケーション」に連なる作品になったという。
「ペイン・アンド・グローリー」は東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国でロードショー。
※「ペイン・アンド・グローリー」はR15+指定作品
(c)El Deseo.
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