Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

『なつぞら』広瀬すず、安藤サクラに背中押されバトンタッチ! 「100人以上ヒロインがいるから」

リアルサウンド

19/3/26(火) 12:30

 NHKの連続テレビ小説『まんぷく』が3月30日に最終回を迎える。4月1日からは広瀬すずがヒロインを務める『なつぞら』が放送されることで、作品の“バトンタッチ”を記念したバトンタッチセレモニーが開催された。『なつぞら』の撮影スタジオで行われたセレモニーでは、安藤サクラ、広瀬すず、『まんぷく』制作統括の真鍋斎、『なつぞら』制作統括の磯智明が登壇。作品への激励と意気込みを語った。

【写真】『なつぞら』デザインの「まんぷくヌードル」

 広瀬は爽やかな白のブラウスとブルーのスカートの『なつぞら』の劇中衣装で登場。『まんぷく』の撮影を終えた安藤へ「私は毎朝オープニングの主題歌とともに、メイクをしてスタジオに入るという毎日でした。同じ期間に撮影されている時に、『今大阪でも撮られているのかなぁ』と想像しました。実際大変な部分もたくさんあるので、それを終えられて、本当にお疲れ様でしたという気持ちです」と話した。

 すると安藤は、これから放送が始まる広瀬へ「本当に健康に気をつけて頑張って! というのが一番の思いです。私は松下奈緒ちゃんと同じシーンがありましたが、松下さんが『ヒロインにはヒロインにしかわからない気持ちがあると思うから』と言ってくれたのが本当に心強く、あたたかい気持ちになりました。だから大丈夫だよ、私もいるし、100人以上ヒロインがいるから! 連絡先知らないけど、私にでも連絡してくれたら具体的なアドバイスはできないかもしれないけど、頑張れくらいは言えると思うので。私が楽しくできたのはスタッフの方たちがすごいわかってくださって。だから、みなさま、ヒロインにはヒロインにしかわからない気持ちがあるということを! 伝えたいです(笑)。いつでも連絡してきてください。夫が『なつぞら』に出ているので、家の電話番号にでも(笑)」と力一杯応援。安藤の優しさとあたたかい応援に、会場も広瀬も笑顔を見せた。

 続いてのプレゼント交換では安藤がまんぷく食品の社員ジャケットに着替え「まんぷくヌードル」を持って登場。『なつぞら』のロゴとイラストが描かれた特別なパッケージの「まんぷくヌードル」に、広瀬は「すごい!」と目を輝かせ、「毎回『なつぞら』の台本の絵が変わるのですが、全部その絵で作ってくれていて。すごいコラボですね」と喜んだ。一方、広瀬から安藤へのプレゼントは、十勝ロケで広瀬が食べたお気に入りのとろーりチーズパン。広瀬がラクレットチーズをかけ、安藤は「コゲがいい!」などリクエストした。食べた感想は「東京で普通は食べられないものをいただいて、ありがとうございます! めっちゃ美味しいです」と安藤は笑顔。そのあと「まんぷくです!」と叫び会場からは拍手が起こった。写真撮影中も安藤はしきりに「『なつぞら』に『まんぷくヌードル』出ないかな、小道具でちょろっと……」など「まんぷくヌードル」の活躍に想いを馳せていた。

 バトンタッチセレモニーのバトン交換では、安藤と広瀬で和気藹々とした様子を披露。安藤がバトンを持って後方から広瀬に近寄り、広瀬は後ろ手でバトンを受け取った。安藤は「『いだてん』みたいにしたい!」とバトン交換を楽しんでいた。広瀬もキリッとした表情や笑顔など、バリエーションのある表情を見せる。サービス精神旺盛な広瀬と安藤のフォトセッションは盛り上がりを見せ、現場は和やかな雰囲気になった。

 バトンを受け取った広瀬は「まだ放送開始の実感は正直全くないです。クランクインが6月で、それからずっと撮っていたので。まだ『まんぷく』を観ていたいなという気持ちもあり(笑)。でも、今日で、やっと始まるんだなって実感しました」としみじみした様子。バトンを渡した安藤は「私もまだ福ちゃんや萬平さんと一緒にいたい気持ちもあるし、寂しさもあるんですけれど、朝ドラのヒロインをやってさらに朝ドラの魅力がわかったので、『なつぞら』が楽しみです。せっかくなのでぜひ、何度も言うようですが、『まんぷくヌードル』が『なつぞら』に映ったら(笑)。あわよくば、エキストラで福ちゃん……とか、ダメかなあ……通行人でいいから」と出演に意欲的。安藤は『なつぞら』の磯チーフ・プロデューサーに視線を投げ、笑いを誘う。そんな安藤の”朝ドラ愛”に会場からは再び拍手が起こった。

 『なつぞら』チームは、来週に控えた放送初回に向け、現在も撮影の真っ只中。広瀬すずの表情からは、充実した時間が過ごせているであろうことが想像できた。『まんぷく』が終わってしまうことを惜しみつつ、来る『なつぞら』にも期待が膨らむ。

(Nana Numoto)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む