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7年目迎える「刑事7人」7月7日にシーズン7放送開始、専従捜査班がまさかの解散

ナタリー

「刑事7人」シーズン7より、左から北大路欣也、塚本高史、倉科カナ、東山紀之、田辺誠一、白洲迅、吉田鋼太郎。

東山紀之が主演を務めるドラマ「刑事7人」のシーズン7が7月7日にテレビ朝日系で放送開始する。

東山演じる天樹悠を中心に、個性あふれる刑事たちが凶悪犯罪や未解決事件に挑む「刑事7人」シリーズ。2015年にスタートし、今年で7年目を迎える。新シーズンも東山をはじめ、海老沢芳樹役の田辺誠一、水田環役の倉科カナ、野々村拓海役の白洲迅、青山新役の塚本高史、片桐正敏役の吉田鋼太郎、そして法医学の権威・堂本俊太郎役の北大路欣也というレギュラーキャストがそろった。

シーズン6までは天樹らが所属する専従捜査班および刑事資料係が物語の主軸となっていたが、シーズン7では7人の置かれた状況が一変。時代とともに警視庁もデジタル化が進み、捜査に関する資料はすべてデータ化され、専従捜査班と刑事資料係が解散に。それぞれ別の部署に配属され、海老沢は地域課所属の交番勤務、環は組織犯罪対策部、拓海は念願だった刑事の花形・捜査一課七係、青山は少年課、片桐は交通機動隊の白バイ隊員となって別の道を歩み始める。堂本も担当を外れ、後進を育てることに注力していく。

東山は「今シーズンは7人それぞれにスポットが当たって、1人1人が深く描かれていきますが、お互い深さを出すことで事件をより理解していくっていうのはとても大事な作業だと思いますね。ただ事件を解決するだけじゃなくて事件の背景というか、人間が犯すことに関しての思いみたいなものもさらに深くなっていくのかなと思います」と見どころを伝えた。キャストコメントは以下に全文掲載している。

シーズン7では脚本を森ハヤシ、吉本昌弘、吉高寿男、小峯裕之らが担当。監督を兼崎涼介らが務める。

※兼崎涼介の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

「刑事7人」シーズン7

テレビ朝日系 2021年7月7日(水)スタート 毎週水曜 21:00~

東山紀之 コメント

シーズン7を迎えるということは、それだけ7年年を取っているということですから、いろんな時期を経て、いろんな人生経験をして、それがドラマに反映されるといいですね。個性豊かなメンバーですけど、それがいい感じで熟成期を迎えた気がします。去年も含め、今は撮影できるってことがとても幸せなことだったんだなって改めて感じていて、今までに感じたことがないような新鮮な思いでいます。だからこそ、これまで以上にチームワークよく作品に臨めるのかなと思いますね。
今シーズンは7人それぞれにスポットが当たって、1人1人が深く描かれていきますが、お互い深さを出すことで事件をより理解していくっていうのはとても大事な作業だと思いますね。ただ事件を解決するだけじゃなくて事件の背景というか、人間が犯すことに関しての思いみたいなものもさらに深くなっていくのかなと思います。
シーズン7まで続くということは、見てくださる方がいらっしゃるということだと思うので、そういう方たちがまたこの夏、心動かされるようなドラマにしたいなと思っています。

田辺誠一 コメント

「刑事7人」シーズン7、7並びでやっぱり嬉しいですよね。僕はシーズン4からの参加ですが、4年も同じ役を続けられるのは役者人生で初めてなのでそれも嬉しいです。毎年進化する部分と、どかっと安定している部分があるので新鮮に演じられています。また、今の状況下で、皆さんが少しでもテレビを見て、スッキリしたり、ハラハラドキドキしたり、ちょっとほっこりしたり、というのをお届けできると嬉しいと思っています。
今シーズンでは、海老沢にはまた孫が増えて(笑)。あと、ずっと昇進試験を受けているんですが、ここにきて大きな山がくるなって感じがしています。今回は、それぞれのバックグランドみたいなものも見えて、各キャラクターのいろいろな面が見えてきます。環さんと青山くんの関係が面白いですよね…ちょっと気になりますね。
夏は暑くて、活気に満ちてる季節だと思うので、「刑事7人」の7人も皆さんに熱い思いを届けられるといいなと思って、全力で作っています。楽しみにしていただけると嬉しいです。

倉科カナ コメント

もう7年も経ったのか、という感じがしています。私はシーズン1から出演させていただいているのですが、7年という歳月をこのメンバーで過ごしてきたかと思うと、感慨深いものがありますね。今では家族や親戚の集まりのような距離の近さを感じています。
「刑事7人」の良さでもあるのですが、毎シーズン少しテイストが変わっていて、シーズン7は特に今の状況下で沢山の方に楽しんでいただきたいということもあり、重厚感はありながらも、とても見やすく、楽しんでいただける作品になっていると思います。環と青山の関係性など、人間関係も変わってきたり、また今作は「刑事7人」にとって大切な数字、「7」のつくシーズンなので、少しお祭りではないですけど、皆さんに楽しんでいただける要素も散りばめられていると思います!
当初はこんなに長く続くと思っていなかったのですが、これも見てくださる皆さんのおかげでここまで歩んでくることができたので、私たちキャスト、スタッフ共に、一生懸命作りますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

白洲迅 コメント

今回また、シーズン7が始まるということで、帰ってくることができて本当に嬉しいです。僕が入ったのはシーズン4からなのですが、そこから数えてももう4シーズン目…時が経つのが早いなって思います。もちろん、初回からやっている皆さんと比べると短いですが、毎年夏が近くなると、「あ、そろそろ『刑事7人』か」って思いますし、いざ現場に入ると「あー、帰ってきたな」っていう気持ちになります。その一方で、初日に入っても1年ぶりという感じがしなくて、つい何日か前に東山さんと会っていたっていう感覚なんです。
今年も一体どんな事件が起きて、あとはキャラクターそれぞれのバックボーンがどう掘り下げられていくのか楽しみです。初回の冒頭、専従捜査班が解散になって、みんなそれぞれの部署でそれぞれの仕事をしているっていうところから始まるんですけれど、またちょっと拓海が空回りというか、拓海なりに奮闘していろんなことが起こるので、第1話は特に拓海の空回り具合を楽しみにしていただけたらいいなと思います。それを拓海の良さとして捉えてくれたら嬉しいですね。

塚本高史 コメント

「刑事7人」は毎年いろんな事件が起きますが、その時々の時事ネタも盛り込まれて、今シーズンではネットに絡んだ事件など今の時代ならではの事柄が出てくるので注目していただきたいですね。ただこの現場は、シーズン全体を通して物語がどう展開していくのか、演者も何も聞かされていないので、毎年いい緊張感もあります。どうなっていくのか僕らも楽しみにしつつ、このシーズン7を楽しみたいなと思っています。何かきっと起きるんだろうなって、予感はしていますが。
また、今シーズンでは青山と環の状況も変わってきていますが、それまでのシーズンで、お互いどういうところで育って、こういうことがあったから刑事になったなどバックボーンは描かれていたので、それに沿った感じで、「刑事7人」らしく、できればなと思っています。
今回も難事件に立ち向かっていきますが、この7人だからこそ解決できるという、謎解きもあり、ヒューマンドラマでもある作品です。事件に応じてこの7人が、「そこで熱意を持つんだ!? なぜ?」というところが出てくると思うので、そういう深いところも楽しんで見ていただければなと思います。

吉田鋼太郎 コメント

7年というのはなかなか長い年月で、自分も55歳から始めて今62歳。年を重ねた分、人間も熟成してなくてはいけないだろうし、大人になっていなければいけない。まだまだ勉強しなくちゃいけないことはあるんですけれど、でも7年の蓄積みたいなものがこのシーズン7で出せるといいですね。演じる俳優たちもますます大人になって、そういう意味ではプロの人間が集まっているので、大人の視聴者もさらに満足させられるような作品になっていくといいなと思います。
今作の台本を読んでまず驚いたのが、環と青山の共同生活です。この先どうなっていくのか、非常に楽しみですね。もちろん事件を解決していく刑事たちという側面が一番大事なのですが、今作では私生活も少し見えてくるので、さらに楽しみ方が増えるのかなという気がしています。
7年を経て、さらに円熟を重ねて、ますます見応えのある「刑事7人」になっています。見る方がわくわくハラハラしたり、笑ったり、最後には泣けたり、全ての要素が詰まっている、「刑事ドラマ」とはひと言には括れないような素晴らしいドラマになると思いますので、ぜひご期待ください。

北大路欣也 コメント

シーズン7は、ドラマの中で堂本は一旦、法医から外れているんですよ。そこからまた呼び戻されて。今まさに、自分がそれと同じ心境です。「ああ、また呼んでくれた」という。
「刑事7人」は全員が素晴らしく何事もできるわけではなく、得意、不得意もあるし、年齢の差もある。でも、集まることでとてもバランスのいい6人の刑事となっているからこそ、そこにちょっとうるさいおっさん=堂本が法医解剖でアイデアを出していける。堂本教授としては、いいメンバーとコンビを組んでいる感じですね。今回は過去の話も少し出てきますが、過去のさまざまなことを乗り越え、今一番いい状況の中で堂本は仕事をさせてもらっているということを実感しています。
事件は残酷なものもあれば、悲しいもの、ちょっとおかしいもの、いろんなものがあり、その話ごとにそれぞれの活躍のテンションも違いますが、それを大いに楽しんでいただきたいですね。そして、その全てに共通するのは、最後は「愛和」です。事件もあるけれど、それも乗り越えての愛和だと思うし、そういう世界にできるように7人とも願っていると思います。

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