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SixTONES 髙地優吾、グループへの献身的な思いが原動力に パフォーマンスにも表れる気遣い

リアルサウンド

20/1/13(月) 8:00

 CD発売日まであと10日。SixTONESとSnow Manのデビューが目前に迫ってきている。SixTONESは1月4日から全国アリーナツアー『TrackONE -IMPACT-』をスタートさせ、Snow Manは様々なテレビ番組に出演するなど、着々と活躍の場を広げている。そんな彼らにフィーチャーしてきた「SixTONES&Snow Man徹底解剖」、今回で最後となるSixTONESから、先日放送された『嵐にしやがれ』にてグループのリーダーにも指名された髙地優吾に注目したい。

(関連:嵐、SixTONES&Snow Manとの関係性は? 『嵐にしやがれ』ストスノ出演を機に振り返る

 髙地は1994年3月8日生まれの25歳。彼がジャニーズ事務所に入所した経緯は少し変わっている。他薦、自薦で履歴書を送り、オーディションを受けるというのがジャニーズ事務所入所の通例だが、髙地は『スクール革命!』(日本テレビ系)のレギュラーメンバーオーディションがきっかけとなりジャニーズ事務所に入所している。オーディション合格後は同番組に出演しながら、SixTONESメンバーの松村北斗も所属していた中山優馬 w/B.I.Shadowを結成。その後も、NYC boysで『女子バレーボールワールドグランプリ2009』のスペシャルサポーターを務めたり、『悪魔な恋/NYC』でCDデビューを果たして『第60回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)へ出演したり、順調な活躍を見せていた。途中、B.I.Shadowの事実上の解散などを経たものの、2012年には『私立バカレア高校』(日本テレビ系)へ出演。2015年にSixTONESを結成し、今に至っている。

 SixTONES内で最年長となる髙地の立ち振る舞いに注目すると、メンバーたちを温かく見守っている姿が印象的だ。メンバーからの愛のあるいじりもニコニコ笑顔で受け止めており、雑誌などでもメンバーから「何でも話せる」、「気を使わずにいられる」などの発言が多々出ているのも信頼が厚い証拠だろう。一方で、いたるところに散りばめられている髙地の気遣いには、驚くばかりだ。ひと言で言うならば、髙地は“気遣いができる献身的な人”。例えば、昨年から放送されている連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)のSixTONES特集でのワンシーン。2019年8月8日に行なわれた『ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~』の前、一人別番組の撮影を終えてた髙地は急いで東京ドームに向かっていた。その最中、「今日に限って収録が押しちゃって。申し訳ない」としきりに話していた。さらに、デビュー発表後のステージ裏。Travis Japanの中村海人がお祝いの言葉を伝えに来た際、「(デビューのことを事前に)言えなくてごめんな」と声をかけていたのが印象的だ。常に周りのことを考えた気遣いある髙地の言動こそが、周囲からの信頼につながっているのではないだろうか。

 そんな彼の気遣いはパフォーマンス面にも表れていると感じる。ダンスが苦手だった髙地だが、デビューシングル「Imitation Rain」のMVが公開された際は「髙地くんがダンス上手くなっている」というファンの声が多く見られた。相当レッスンに励んだのではないだろうか。さらにベースやアクロバットも習得しており、最近ではヒューマンビートボックスをテレビで披露することも多い。その根底には「グループのために」という気持ちがあるのだろう。髙地はインタビューで原動力を問われると、「僕の原動力は、『SixTONES』というグループがあって、メンバーがこの6人だから。(中略)『SixTONESのために頑張ることは、自分も楽しいな。SixTONESのために頑張ろう』と思うようになりました」(引用元:モデルプレス)と語ったことがある。こうした献身的な気持ちこそが、髙地のスキルの底上げにつながっているのだろう。

 そんな彼だが、先日Myojoの公式Instagramアカウントで「有名人に俺はなる」と自分自身のことについて書いたと投稿された。周りのためではなく、“自分のため”にも目が向き始めたのだろうか。この両方の視点があれば、この先髙地がさらに伸びていくことは間違いない。(高橋梓)

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