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なら国際映画祭が閉幕、最高賞にフランス映画「エンド オブ ラブ」が輝く

ナタリー

20/9/22(火) 22:46

「エンド オブ ラブ」

なら国際映画祭2020が本日9月22日に閉幕。クロージングセレモニーが奈良・奈良市ならまちセンター市民ホールで行われ、各賞の受賞者が発表された。

最高賞にあたるゴールデンSHIKA賞に輝いたのは、ケレン・ベン・ラファエルがビデオ通話で愛を確かめ合う2人に訪れた危機を描くフランス映画「エンド オブ ラブ」。そして観客賞はレイラ・ジューチン・ジーが手がけたマレーシア映画「ビクティム(たち)」、今回より新設された俳優賞は「シヤボンガ」のシヤボンガ・マジョーラに授けられた。

そのほか受賞結果一覧は下記の通り。インターナショナルコンペティション部門とNARA-waveにおいて受賞した監督には、映画製作プロジェクトNARAtive(ナラティブ)の企画提案権利が与えられ、採用された場合は次回の映画祭でNARAtive作品の監督を務めることができる。

なお今年の同映画際は、会場への来場者をはじめとしてオンライン上映やライブ配信、SNSアカウントでの動画視聴者数の合計が19万9450名に達した。

なら国際映画祭2020 受賞結果

インターナショナルコンペティション

最優秀賞 ゴールデンSHIKA賞

「エンド オブ ラブ」(監督:ケレン・ベン・ラファエル)

観客賞

「ビクティム(たち)」(監督:レイラ・ジューチン・ジー)

俳優賞

シヤボンガ・マジョーラ「シヤボンガ」

審査員特別賞

「栗の森のものがたり」(監督:グレゴル・ボジッチ)

NARA‐wave 学生映画部門

最優秀賞 ゴールデンKOJIKA賞

「漂流」(監督:アルヴィン・リー)

観客賞

「ROLL」(監督:村瀬大智)

俳優賞

アイリーン・リュウ「ラニー」

NIFFユース審査員プログラム

長編部門 ベルリナーレ・スポットライトージェネレーション最優秀賞 クリスタルSHIKA賞

「ロス・ロボス」(監督:サミュエル・キシ・レオポ)

短編部門 SSFF & ASIA セレクション最優秀賞 クリスタルSHIKA賞

「サイレント・チャイルド」(監督:クリス・オーバートン)

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