Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

兼好・王楽二人会 新宿末広亭余一会

20/7/28(火)

寄席は定席と言って、元日から大晦日まで一年中休みなくやっている。ひと月を上席、中席、下席の3つに分けての10日間興行。すると、31日のある1月3月5月など大の月ははみ出てしまうので、これを「余一会」と称して特別興行を開いている。 かつての上野鈴本では、古今亭志ん朝が二つ目の朝太の時代から、また、柳家小三治は「まくら」をたっぷり披露した「独演会」を開いて絶大な人気を博した。 今年7月の新宿末広亭の「余一会」は、三遊亭のホープ、三遊亭兼好と三遊亭王楽の二人会。ふたりとも「まくら」でしゃべる言葉に現代語感が溢れ、なにより高座に色気と品格がある。 現在、兼好も王楽も所属する円楽党は、定席での出番が極めて少ない、この「余一会」で、いかんなく力を発揮して、高座で鎬を削り、新たなファンをつかむ機会になってほしい。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む