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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「ドッグマン」ポスタービジュアル

「ドッグマン」に入江悠、瀬々敬久、白石和彌、橋口亮輔、大九明子らがコメント

ナタリー

19/8/7(水) 16:00

「ゴモラ」のマッテオ・ガローネがメガホンを取った「ドッグマン」を鑑賞した入江悠、瀬々敬久、行定勲、白石和彌ら12名のコメントが到着した。

本作は“ドッグマン”という名のトリミングサロンを経営する男マルチェロを主人公とした不条理劇。粗暴な友人に持ちかけられたもうけ話の片棒を担いだことで、彼の日常が徐々に崩壊していくさまが描かれる。マルチェロを演じたのはマルチェロ・フォンテ。

本作について瀬々は「シンプルな筋立てながら鉈で振り下ろされたような力強さ。世界と人間を描き切った神話のような作品」と述べ、行定は「この映画の主人公の心理がまったく理解できず、予想を裏切られるばかりだったが、その解らなさ加減にとにかく引き込まれ最後の最後まで目を離せなかった。とにかく面白かった!」と振り返った。そのほかのコメントは下記の通り。

第71回カンヌ国際映画祭の男優賞、パルム・ドッグ賞を受賞した「ドッグマン」は8月23日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国でロードショー。

古谷実(マンガ家)コメント

感服しました。素晴らしい作品です。

入江悠(映画監督)コメント

「ゴモラ」のマッテオ・ガローネ監督がさらに痺れまくる映画を作ってくれた。本作の俳優たちの恐るべき演技は間違いなく世界最高峰だ。世界と社会の汽水域でうごめく男たちの呻きを観よ。必見!

瀬々敬久(映画監督)コメント

大衝撃作「ゴモラ」から一転、シンプルな筋立てながら鉈で振り下ろされたような力強さ。世界と人間を描き切った神話のような作品。

行定勲(映画監督)コメント

この映画の主人公の心理がまったく理解できず、予想を裏切られるばかりだったが、その解らなさ加減にとにかく引き込まれ最後の最後まで目を離せなかった。とにかく面白かった!

白石和彌(映画監督)コメント

パルム・ドッグ賞は伊達じゃない。犬って人間の深淵をこんなにも覗いているのね、恐ろしい。檻に入っているのは犬なのか人間なのか。今年の必見作です!

橋口亮輔(映画監督)コメント

シンプルで力強いストーリーに圧倒される。張り詰める緊張感と感情の渦に飲み込まれるような体験に時間を忘れた。

大九明子(映画監督)コメント

あれだけの暴力を目撃し続けても、犬たちの目は優しい。最も野蛮で攻撃的なのは、この映画に戦慄しつつも可笑しがる、どす黒い私自身だったかもしれない。

阪本順治(映画監督)コメント

さびれた風景や庶民の灯り、あちらこちらに水たまり。情けない男のそばにいつも、犬。その男、マルチェロ・フォンテに、こころすべて奪われる。これは、絶対保証! あぁ、犬たちよ、そばにいてくれて、ありがとう。傑作!

ピーター・バラカン(ブロードキャスター)コメント

映像のセンスのよさ、見事な演技、物語の不思議な展開、余韻を残す最後...どの観点から見ても必見の作品です。

野村雅夫(ラジオDJ・翻訳家)コメント

窮鼠猫を噛むという。その後、鼠と猫はどうなるのか。そして、人間の場合は? そもそも、人と獣を分けるものは何か。ポスト・アポカリプス的西部劇が、ここに幕を開ける。

岡本太郎(ライター・翻訳家)コメント

何とも気弱なドッグマンが、ささやかな勇気と不屈の愛で不条理の容赦なき脅威に挑む奇妙な悪夢の叙事詩めいた寓話は、リアルでシュールな世界の中で神話的カタルシスをもたらす。

石川三千花(イラストレーター)コメント

人の心の弱さをまざまざと見せつけられた後のドラマティックな展開に息を呑む。寂れた港町の荒涼感。その町に似つかわしい顔の役者たち。イタリアン・ネオリアリスモの趣もあり、深い余韻を残す。

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