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指原莉乃、福岡でHKT48最後の劇場公演「すがすがしくて次が楽しみ」

ナタリー

19/4/13(土) 23:39

指原莉乃 (c)AKS

HKT48が本日4月13日に福岡・パピヨン24ガスホールでライブイベント「チームH『RESET』公演 指原莉乃 卒業公演」を開催した。

この公演は4月28日の神奈川・横浜スタジアム公演をもってグループを卒業する、指原莉乃にとって最後の劇場公演となった。オープニングからフロアは指原のイメージカラーである黄色のペンライトで彩られ、「莉乃ちゃん」コールが飛び交う中、指原は「今日はいっぱい思い出作りたいと思います!」と笑顔を見せた。指原との思い出をそれぞれのメンバーが話す場面になると、田中美久は「いっぱい思い出がありすぎて、1つひとつが大切な思い出です!」と抽象的に語り、ほかのメンバーから「薄い!!」と突っ込まれていた。指原から「もっと具体的にないの?」と質問され、悩んだ田中は「一緒においしいもの食べました」とまたもや漠然としたエピソードを話してしまい、会場は笑いに包まれた。

アンコールではサプライズで、指原最後の作品となるシングルの表題曲「意志」を披露。Team Hのキャプテン・松岡菜摘が指原に向けて感謝の手紙を読みあげると、それまで笑顔だった指原も涙を浮かべる。彼女は「泣いたんだけど!」とおどけつつ、「公演に出る回数は多くはなかったですけど、(ファンの)皆さんのおかげですごく楽しかったし、公演に出るのが好きでした」とこれまでの活動を振り返り、メンバーに対して「ファンの皆さんが時間をとって見に来てくれているということを意識して、ステージに立ってください」とエールを送った。

アンコール最後の楽曲「引っ越しました」では、ファンが黄色のブーケとペンライトを掲げるサプライズもあり、指原だけでなくメンバーも思わず涙を見せた。そしてダブルアンコールでは、真っ白のドレスに着替えた指原がソロ曲「私だってアイドル!」を披露。彼女がメンバーに向けて「これからのHKTをよろしくね。大変なこともあると思うけど、背負い過ぎず、楽しんでいてほしいなと思います」と語りかけたあとには、AKB48としてのラストシングル曲「ジワるDAYS」を全員で歌唱した。最後に指原は「すごく今すがすがしい。卒業コンサートもあるし、大感謝祭もあるけど、すごくすがすがしくて次が楽しみ。気持ちもいっぱい伝えられたので満足というか、感謝でいっぱいです。今日はありがとうございました」とコメント。そして彼女が松岡はなから花束を受け取ると、会場は盛大な拍手に包まれた。

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