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窪塚洋介主演「怪獣の教え」延期、副題が「Emission of Light」に

ナタリー

20/4/6(月) 12:16

窪塚洋介

4月から5月まで上演予定だったライブシネマ「怪獣の教え THE FINAL」が、新型コロナウイルスの影響で7月31日から8月10日に延期されることが決定。またこれに伴い、タイトルが「怪獣の教え Emission of Light」に変更になった。

公演延期にあたり、演出・脚本・映像を手がける映画監督の豊田利晃、主演を務める窪塚洋介からコメントが到着。豊田は「私たちが恐怖感を拭い去り、再び、自らの光を発光する力を獲得し、舞台で観客の皆様と一緒に、透き通った未来を共有できる日が来るまで、牙を磨いて待っています。未来を恐れることはない。夏に逢いましょう」とメッセージを送り、窪塚は「心の手綱をしっかりと握り、優しさというコンパスの指す未来へ向かいましょう。どんな現実でも『夢を見ることに飽きることなんてない』そう言えるように。皆さんに笑顔でお会いできることを楽しみにしています」と来場者に呼びかけた。

公演は神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホールにて。出演者には窪塚のほか、渋川清彦、芋生悠が名を連ね、音楽を中村達也、ヤマジカズヒデ、青木ケイタによるユニット・TWIN TAILとGOMAが担当する。チケットの日時振替やキャンセルの方法は、主催・IMAGINATIONの公式サイト内で発表される。

豊田利晃コメント

新型コロナウイルスについての情報がメディアで拡散されていく中、重く捉える人、軽く捉える人、会う人それぞれ捉え方が違います。命が脅かされる不条理、経済的な困窮、心に忍び寄る恐怖感。海外の状況は驚くほど深刻でもあります。チケットを買って楽しみにしてくれている人たちも、4月から稽古を開始するキャスト、ミュージシャン、スタッフたちも同じ不安を抱えています。

過去、現在、未来の時間の流れの中で生きている私たちですが、今は現在の中でずっと足踏みしているような状態です。まるで未来を奪われた囚人のようです。人を愛するには未来への期待が必要です。誰もが明るい未来をイメージできるのにはもう少し時間が必要だと思います。
特効薬が開発され、感染拡大が止まることを望んではいますが、ウイルスが死滅することはないと思います。ウイルスと共に生きていく覚悟も私たちには必要なのではないでしょうか。そのことも踏まえて舞台も進化させ、より力強いものに仕上げていきます。

4月24日から5月3日の「怪獣の教え THE FINAL」は公演を延期します。
7月31日から8月10日に「怪獣の教え Emission of Light」として赤レンガ倉庫ホールで公演を振り替えます。
Emission of light=放光、発光。
私たちが恐怖感を拭い去り、再び、自らの光を発光する力を獲得し、舞台で観客の皆様と一緒に、透き通った未来を共有できる日が来るまで、牙を磨いて待っています。未来を恐れることはない。夏に逢いましょう。

窪塚洋介コメント

混沌の大海原が荒れ始めました。
俺は白い岩礁の上に立ち、鉄の杭を手にしたまま、彼方で手招く雷を眺めている。
大きな嵐が来るようです。
今はまだ始まったばかり……
心の手綱をしっかりと握り、優しさというコンパスの指す未来へ向かいましょう。
どんな現実でも「夢を見ることに飽きることなんてない」そう言えるように。
皆さんに笑顔でお会いできることを楽しみにしています。

ライブシネマ「怪獣の教え Emission of Light」

2020年7月31日(金)~8月10日(月・祝)
神奈川県 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

演出・脚本・映像:豊田利晃
出演:窪塚洋介、渋川清彦、芋生悠
音楽:TWIN TAIL(中村達也、ヤマジカズヒデ、青木ケイタ)/ GOMA

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