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中島健人、現場では“キラキラオーラ”封印! 俳優業は「ジャニーさんへの恩返し」

ぴあ

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世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixが11月10日、2021年冬以降に配信する作品ラインナップを一挙に発表する『Netflix Festival Japan 2021』を開催。Netflix映画『桜のような僕の恋人』に出演する中島健人と松本穂香、メガホンをとった深川栄洋監督が出席し、作品の見どころを語った。

2017年に発売され「泣ける恋愛小説」として話題を集め、発行部数60万部を突破したベストセラー小説・宇山佳佑著『桜のような僕の恋人』(集英社文庫刊)を映画化。中島が主人公・朝倉晴人役、初共演の松本が有明美咲役をそれぞれ演じ、はかない恋愛模様を繰り広げる。

映画化が決まる前から、原作の熱烈なファンだったと言う中島は「感動し、本がびしょびしょになるくらい泣いてしまった」と思い入れは格別。それだけに出演オファーを受けたときは、「幸せでしたし、本当にびっくりした」そうで、「原作の世界観が変わらないか心配しているファンの方々もいると思いますが、脚本は原作の良いところを引き出し、さらにパワーアップしています」とファン代表として太鼓判を押していた。

松本との共演については「美咲さんとして現場に立っていてくれたし、(撮影中)会えない時間もあり、思いをはせていた」と回想。当の松本は、「普段の健人くんは、プロとしてしっかりしていて、キラキラしているが、現場では本当に晴人くんになっていて、キラキラオーラもなくしていた」と明かし、「おかげで私もずっと恋愛モードでいられ、美咲として生きることができた」と感謝のコメント。作品について、それぞれ「一瞬一瞬が大切だと改めて思える」(中島)、「人を愛する素晴らしさや、時間の尊さ。大切な温かいものが詰まっている」(松本)とアピールしていた。

また、中島は映画が描く“運命の出会い”について、自身のエピソードに重ね合わせ「僕にとっては、ジャニー社長(ジャニー喜多川さん)ですね。人生を変える瞬間にたくさん出会えた」としみじみ。「怒られたりもしましたが、その時間があったからこそ、今の自分がある。僕が出演した作品を見て『ユーは役者だよ』と言ってくださり…。こうやって主演作を背負っているのが、ジャニーさんへの恩返し」だと俳優業への思いを語っていた。

この日のイベントには、ビートたけしの自叙伝「浅草キッド」を映画化するNetflix映画『浅草キッド』から大泉洋と柳楽優弥、脚本・監督を務める劇団ひとりが出席。昭和40年代の浅草を舞台に、大学を中退し“お笑いの殿堂”浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎(大泉)に弟子入りしたたけし(柳楽)が、厳しくも愛情深い師匠との日々、個性と才能にあふれる仲間たちとの出会いを通して、“芸人・ビートたけし”に成長する姿を描く。

大泉は「粋で照れ屋、そして芸に本当に厳しい人。表に感情を出さない、むしろ逆の感情が出てくる日本的キャラクターを演じたかった」と役作りを回想。一方、柳楽は、ビートたけし本人の独特なクセやセリフの言い回し、さらにタップダンスにも挑み「プレッシャーや怖さもありました。技術的なことは、松村さん(松村邦洋)にご指導いただいた」と振り返っていた。劇団ひとりは「脚本を書いたのは7年前くらい。もちろん、ご本人にも了承を得て、お会いするたびに取材もし、この映画のために時間も割いてくださった」と感謝していた。

また、Netflixシリーズ「金魚妻」に出演する女優の篠原涼子と長谷川京子、並木道子監督も駆けつけた。不倫を題材にしたラブストーリーについて、篠原は「体当たりで挑んだ作品。さまざまな妻たちが登場し、それぞれに感情や気持ちが込められているので、ご覧になる皆さんが照らし合わせながら見られる作品」と話していた。

取材・文・写真=内田涼

Netflix映画『浅草キッド』12月9日(木)より全世界独占配信
Netflix映画『桜のような僕の恋人』2022年3月24日(木)より全世界独占配信
Netflixシリーズ「金魚妻」2022年全世界独占配信

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