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映画『チューリップ・フィーバー』新場面写真4点公開 経済界・美術界から絶賛コメントも

リアルサウンド

18/9/10(月) 14:30

 10月6日に公開される『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』より、新たな場面写真が公開された。

参考:許されぬ恋を描く『チューリップ・フィーバー』予告編 衣装は「真珠の耳飾りの少女」をオマージュ

 本作は、「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれたベストセラー小説を『ブーリン家の姉妹』のジャスティン・チャドウィック監督と『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化したもの。チューリップの球根1個が邸宅一軒分に相当した世界最古の経済バブル“チューリップ・バブル”の17世紀オランダを舞台に、若く情熱的な肖像画家ヤンと、依頼主の妻であるソフィアの関係性を描く。

 清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性ソフィアを『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル、若く美しい画家のヤンを『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンが熱演。そのほか、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツや『恋におちたシェイクスピア』のジュディ・デンチらが共演する。

 今回公開された新たな場面写真は4点。ヤンがソフィアの肖像画を描いている様子や、ソフィアが夫コルネリスと食事を取るシーンなどが切り取られている。

 また、本作をいち早く鑑賞した経済界・美術界のエキスパートからのコメントも到着した。

【コメント一覧】
■鎌田實(医師・作家)
愛・チューリップ・絵画が錯綜しながら、欲望と裏切りが渦巻くミステリアスな映画。
あなたのフェルメールの見方が変わります。

■森永卓郎(経済アナリスト)
人間は安楽より快楽を追い求める。だから、バブルに踊り、恋に溺れる。
人間の究極の本質を描いた傑作だ。

■久保田博幸(金融アナリスト)
バブルという言葉が生まれる以前にオランダで起きた歴史的なチューリップバブル。
現在にも続くバブルの狂気が美しい映像で表現されている。

■布施英利(美術批評家)
フェルメールがいて、レンブラントがいたオランダ絵画の黄金時代。
その映像はあの時代とあの国の人々を、まるで彼らの絵画のような光と構図で描いている。
スクリーンに映し出される衣装も、その絵画の中から出てきたかのように美しい。

■木村泰司(西洋美術史家)
17世紀、それはオランダ絵画の黄金時代。
肖像画、風俗画、そして静物画の世界が「動く絵画」となり、万華鏡の如く観る者を魅了する。

■山本豊津(東京画廊代表)
『バリー・リンドン』に匹敵する絵画的映像です。
チューリップが修道院で栽培されていたとは!
外来の植物に熱狂したり、画商が登場するなど資本主義の盛衰も窺え堪能しました。

■村田真(美術ジャーナリスト)
チューリップ熱をめぐるドタバタのストーリー展開とは裏腹に、
17世紀オランダ絵画を彷彿させる静謐な画面が見もの。

(リアルサウンド編集部)

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