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伝説のミュージカル『キャッツ』が映画化!

ぴあ

20/1/24(金) 0:00

『キャッツ』 (C)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

全世界で累計8100万人を動員した伝説的なミュージカルを映画化した『キャッツ』が本日から公開になる。本作が描くのは、ロンドンの路上で暮らす猫たちの一夜。長年に渡って観客を魅了し続けてきたナンバーと最新技術を駆使した映像で“一生の一度の特別な夜”がスクリーンに描き出される。

T・S・エリオットの詩集の基にしたドラマと巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽が融合した舞台『キャッツ』は1981年にロンドンで初演され、その後、全世界で上演を繰り返してきた。日本でもおなじみの演目で、国内だけでも通算1万回を超えるステージが行われている。

本作の舞台は夜のロンドン。街のゴミ捨て場に捨てられた白猫のヴィクトリアは路上で暮らす猫たちに導かれて、夜の街を歩き、そこで暮らす様々な猫に会いながら自分の進むべき道を模索する。現在、猫たちが何よりも気になっているのは、今夜開催される舞踏会。そこで選ばれた一匹の猫は、これまでの人生を捨てて新しい人生を歩むことができるという。ヴィクトリアは歌い、踊る仲間に囲まれながら時間を過ごすが、ある時、かつては栄光の中にいるも現在は捨てられ孤独に生きる猫に出会う……

映画版は『英国王のスピーチ』でオスカーに輝き、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の映画化を成功させたトム・フーパーが監督を務め、ジュディ・デンチ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケランら演技派キャストが集結。物語の後半にはテイラー・スウィフトが出演し、アンドリュー・ロイド=ウェバーとのコラボレーションから生まれた新曲を披露する。

映画は次から次にミュージカルナンバーが披露されるテンポのよい構成で、華麗なダンスや、猫から見ると何もかもが“巨大”な人間世界を模したセットなど見どころ満載。さらに本作では多様性や、弱さとの向き合い方、孤独、仲間のあり方などドラマも丁寧に描かれる。

舞台のファンも多いが、その一方で「タイトルは知っていたけど舞台は未見」の観客も多いはず。気軽に足を運べる映画版の登場で『キャッツ』のファンがさらに増えることを期待したい。

『キャッツ』
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