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清野菜名が「神様のカルテ」で福士蒼汰の妻役、北大路欣也は師匠・大狸先生演じる

ナタリー

20/12/6(日) 6:00

左から福士蒼汰演じる栗原一止、清野菜名演じる栗原榛名。

福士蒼汰が主演を務めるドラマ「神様のカルテ」に、清野菜名と北大路欣也が出演する。

現役医師である夏川草介による小説をドラマ化し、「24時間、365日対応」の病院で働く主人公・栗原一止の成長を描く本作。小説「神様のカルテ」「神様のカルテ2」「神様のカルテ3」「新章 神様のカルテ」をもとに、2時間のスペシャルドラマを全4話にわたって放送する。一止を福士が演じ、ドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」の森下直が脚本を手がけた。

一止を温かく支える妻で山岳写真家の栗原榛名(ハル)を清野、“信州のゴッドハンド”と呼ばれる消化器内科部長で一止の師匠・大狸先生こと板垣源蔵を北大路が演じる。2人のビジュアルとともに、一止の写真も今回公開された。

清野は「連携で救われていく命、救えなくともその中で生まれる人と人との温かい関係。涙なしでは見られないとても素敵な作品でした」と述べ「ハルが住んでいる『御嶽荘』で、病院とはまた違った、温かいホッとする空間を住人たちと過ごしたいなぁと思います」とコメント。大狸先生を「初心(うぶ)な心を大事に素直に生き抜く男。憧れます」と語る北大路は「素晴らしい作品からのオファーをいただき喜びと同時に身の引き締まる思いです。自然体で参加したい」と思いをつづった。

ドラマスペシャル「神様のカルテ」は2021年1月クールに放送。村上正典、谷口正晃、橋本一が監督を務める。

ドラマスペシャル「神様のカルテ」

テレビ東京系 2021年1月クール
※全4話

清野菜名 コメント

「神様のカルテ」に対する思いや、2時間×4話という枠組みに対する意気込み

今回、新しい枠へのチャレンジに参加できることがとても光栄です。
医療の現場で働いている皆様に、改めて尊敬の念を込めて、作品づくりをしていこうと思います。
そして、病院から働いて帰ってくる、一止(旦那)を支えられたらと思います。

原作、台本を読んだ感想

連携で救われていく命、救えなくともその中で生まれる人と人との温かい関係。
涙なしでは見られないとても素敵な作品でした。

栗原榛名(ハル)を演じるにあたっての思い、意気込み

ハルが住んでいる「御嶽荘」で、病院とはまた違った、温かいホッとする空間を住人たちと過ごしたいなぁと思います。

視聴者へのメッセージ

みなさんの、心のどこかを少しでも支えられるような作品になると嬉しいです。

北大路欣也 コメント

オファーを受けたときの感想

素晴らしい作品からのオファーをいただき喜びと同時に身の引き締まる思いです。自然体で参加したい。

原作、台本を読んだ感想

人にとって一番大切なものは何かそれを追い求める自由が与えられている我々人間。
医療・治療・療養・ケアに携わる人々への感謝の念が募ります。

大狸先生を演じるにあたっての思い、意気込み

初心(うぶ)な心を大事に素直に生き抜く男、大狸先生に憧れます。

視聴者へのメッセージ

“人間は生かされている”、その感謝と喜びを共有したい。

田辺勇人(プロデューサー・テレビ東京制作局ドラマ室)コメント

原作ファンの方々にも人気があり、ドラマでも一止を支える大切なキャラクターとなるハルと大狸先生。
この2人を清野菜名さん、北大路欣也さんに演じて頂くことになり、大変嬉しく思います。

ハルは一止の妻であり世界を股にかける山岳写真家。繊細な心を持ち、可愛らしさの中に雪山に一人で登るような強靭な精神力を持っている女性です。「もしかしたらこの世に存在しないのでは?」というくらい男性の理想の奥さんで、ある種寓話的な存在かもしれません、笑。ただ、ハルにも複雑な“過去”があり、悲しみの上に“今”があり“未来”があります。
そんなハルをコメディ、ミステリー、アクションなどジャンル問わず活躍を続け、優しさと強さを併せ持つ清野さんに演じて頂きたく、今回オファーをさせて頂きました。医師として働く一止を支え、世界一美味しいコーヒーを淹れるハルの姿、個性豊かな住人に囲まれた「御嶽荘」での振る舞いにもご注目下さい!
そして一止の師匠で、ある信念を持ちながら「24時間365日対応」を掲げる本庄病院の内科部長・大狸先生。
「良い医師とは何か?」を問い続ける一止の道しるべでもあり、父親のような存在でもあります。
豪快に笑い、調子がよく、破天荒だけど腕は確か。そんな一癖ある大狸先生を圧倒的な存在感を持ちながら、数多くの作品で今なお新しい魅力を発信し続ける北大路さんに演じて頂けることになりました。先日、出演を決めて頂いた理由を聞いた時、素直に嬉しかったと同時に改めてこのドラマが持つ意味や責任を感じました。北大路さん演じる大狸先生がどんな言葉を発し、どんな行動をとり、どんな明るい光を照らしてくれるのか、皆さん楽しみにお待ち頂ければと思います。

ドラマ制作は不要不急のものかもしれません。ただ、もしかしたら誰かにとって必要なものかもしれません。
何が正しいのかは正直分かりませんが、だからこそ信念を持って制作し皆さんにお届けしたいと思います。
「神様のカルテ」は、劇的な奇跡が起きるドラマではありません。
「優しい人も大切な人も、楽しい人も素敵な人も、みんな亡くなります」ハルの言葉です。
「人間にはな、神様のカルテってもんがあるんだ」大狸先生の言葉です。
答えのない日々の中、一筋の確かな希望を描きます。
いつか、誰かの心の支えになれるドラマを─
宜しくお願い致します。

(c)テレビ東京

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