2016年8月をもって休館した渋谷の映画館シネクイントが、渋谷シネパレスの跡地に場所を移して本日から再スタートを切る。旧館は1スクリーンだったが、新館は2スクリーンで、復活を記念した特集上映も行なわれる。

シネクイントは、渋谷PARCO part3内にあった多目的スペース“SPACE PART3”を改装して1999年7月にオープン。『バッファロー'66』や『ジョゼと虎と魚たち』『キサラギ』など数多くのヒット作が上映され人気を集めるも、2016年に休館。このたび、場所を移して再オープンすることになった。新劇場は162席のシアター1と、115席のシアター2で構成されており、シアター1の2階席はペアシートになっている。

オープニング作品は、フランスで大ヒットを記録したコメディ『セラヴィ！』と、『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン＆ヴァレリー・ファリス監督の最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』で、7月21日(土)からは当館を運営するパルコが配給や買付として関わってきた『アフタースクール』『エクス・マキナ』『トゥルーロマンス』『ゴッホ　最期の手紙』など10作品がレイト上映される。

また、28日(土)からは、映画ファンだけでなく音楽やファッション、ダンスなどを愛する人々も必見の特集“SHIBUYA CINEMATIC GRAFFITI vol.1”が当館とヒューマントラストシネマ渋谷で開催。今後も、他の映画館にはない特集やプログラムが期待できそうだ。

渋谷シネクイント
東京都渋谷区宇田川町20-11 渋谷三葉ビル7階

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