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稲垣&草なぎ&香取の“きらめき”は、2020年最後の『ななにー』でも濁らない 佐藤浩市らとのトークで得た、新しい1年への期待

リアルサウンド

20/12/7(月) 6:00

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が毎月第1日曜日に生放送を繰り広げる『7.2 新しい別の窓』(ABEMA※以下、『ななにー』)の#33が12月6日に放送された。2020年最後の生放送ということで豪華ゲストが続々と登場。SMAP時代の思い出話から、2021年以降が楽しみになるような話に花が咲く、トーク三昧な7.2時間となった。

 『はじめまして』のコーナーでは、コロコロチキチキペッパーズの西野創人が、小学生のころに「慎吾ママのおはロック」を踊ったことを明かしたほか、続く松本まりかもまた「SMAPの大ファンだった」と告白し、5人全員と共演コンプリートできたと喜ぶ。小さい頃から当たり前のようにあったSMAPの活躍。今もなお、その姿は色あせることなく心に残っているようだ。

 今回の『ななにー』は、そんなSMAP時代の思い出話が数多く見受けられた。 舞台『No.9 -不滅の旋律-』で稲垣と共演している、ピアニスト・末永匡が登場した『インテリゴロウ』では、思い出の曲として「夜空ノムコウ」を演奏すると、その美しい旋律に思わず稲垣も「うるうるきちゃいますね」と頬を緩める。

ななにー

 さらに『おひさしぶり』のコーナーには、『SMAP×SMAP』のコントコーナーを共に盛り上げてきた横山めぐみ、音楽コーナーや歌番組でステージを共にしてきた中島美嘉と藤巻亮太、そして数々のドラマで3人と共演を果たしてきた戸田恵子……と続く。

 特に、ドラマ『古畑任三郎』内のエピソードで、SMAPのマネージャー役を務めた戸田は「今でも5人のことをマネージャーのような気持ちで見守っている」と話し、香取も「演技が苦手だったけど、戸田さんがすごく褒めてくれた。こんなにも苦手だけど“こんなに言ってくれる人がいるなんて“って大きかった。戸田さんに“それは違う“って思われないようにって」と答える。

 一度は、SMAPの名前も、彼らが歌ってきた楽曲も、5人ということさえも、どこか口にすることがはばかられる時期があった。だが、それでも語り継がずにはいられない「歴史」がある。決して途切れない「縁」があるのだ。

 そうした縁や運があってこそ、芸能生活が続いていくものだと話したのは『ホンネトーク』コーナーに登場した佐藤浩市。出会いを大切にしながら続けてきた俳優の仕事。気づけば、そのつながりで新しい作品への声がかかっているのがほとんどだ、と。そんな佐藤に、イチかバチかといった様子で『クソ野郎と美しき世界』の第2弾に、ぜひ出てほしいと直談判する3人が微笑ましかった。「この流れで行かないわけないじゃない」と、渋く笑う佐藤。

 戸田にしても佐藤にしても、人生の先輩たちを前にすると、今も変わらず少年のような屈託のない表情を見せてくれる3人。そうしたところが、きっと彼らを愛さずにはいられない理由なのだろう。

 いたずらっぽく笑ってみせたり、嬉しさを隠しきれない様子でリスペクトを伝えたり……「年を取らない」という印象は「表情のきらめき」が決めるのかもしれない。彼らが40代になってもなお変わらずに、国民的アイドルとしての輝きが損なわれないのは、そのきらめきが決して濁らないから。

 2020年は、どうにも世界中の人々の表情がくもる1年だった。人との距離感に戸惑い、縁が遠のくような寂しさを感じる年でもあった。だが、この混乱を極めた1年でも『ななにー』の生放送そのものが途切れてしまうことがなかったこと、そして無観客ライブにも慣れていたからこそオンラインでの『NAKAMA to MEETING_vol.1.5』もうまくいったと、瞳を輝かせる。また、かつてSMAPとして共に活動していた、現オートレーサーの森且行選手が日本一を獲った知らせが「今年1番ハッピーなニュースだった」「カッコいいな、森くん」「感動と勇気をもらったよね」とはしゃぐ3人。

 願わくば、彼らの2021年のカレンダーに、ぜひ「ベストフレンドとの再会」が記されることを。そして多くのNAKAMAとも顔を合わせられる日が、1日でも早く来ることを楽しみにしている。いよいよ次回の『ななにー』は、2021年1月1日だ。新しい1年の始まりを、ぜひ3人と共にフレッシュな気持ちで迎えたい。

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