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「私は、マリア・カラス」村祭りに飛び入り参加したマリア・カラスの映像公開

ナタリー

18/12/20(木) 12:00

「私は、マリア・カラス」

20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラスのドキュメンタリー「私は、マリア・カラス」より、本編映像の一部がYouTubeにて公開された。

本作は、監督のトム・ヴォルフが3年にわたる調査で入手した未完の自叙伝や手紙、秘蔵映像や音源をもとに、葛藤する歌姫の実像を浮き彫りにしていくもの。プライベートフィルムやパフォーマンス映像、お蔵入りとなったテレビインタビューなど劇中の50%以上が初公開の素材で、モノクロでしか観られなかった映像もカラー化されている。

このたび公開されたのは、そんな初公開素材の中から、プライベートで歌声を披露するカラスの姿を捉えたもの。1964年に撮影されたこの映像は、恋愛関係にあったギリシャの海運王アリストテレス・オナシスとのクルージング旅行の途中で、ギリシャ・レフカダ島にたまたま立ち寄ったカラスが、地元の祭りに飛び入り参加した際に撮影された。ピアノしかないような小さな広場で、「カヴァレリア・ルスティカーナ」のアリア「ママも知るとおり」を歌い上げている。カラスが「この2カ月、口を開けるのは笑うため。歌の練習はお休みです。歌詞に自信がありませんが1曲歌います。歌詞カードがあるのでなんとかなるわ」と自然体で挨拶する様子も切り取られた。

「私は、マリア・カラス」は、明日12月21日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国で順次ロードショー。

(c)2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema

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