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第1回:マーベル新章は“ドラマ”と“映画”がリンク! 『ワンダヴィジョン』の魅力に迫る

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これまでの数々のメガヒット作をおくりだしてきたマーベル・スタジオは2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』でシリーズにひとつの区切りをつけ、2021年から新章を迎える。

今後の最大の変化は、映画館の大スクリーンで楽しむ作品だけでなく、ディズニープラスのオリジナルドラマも加わって、これまで以上に壮大なスケールで物語が描かれることだ。

これまで以上にキャラクターと共に過ごせる時間が増え、アクションだけでなく笑いや謎、感動も倍増。スカッとできて、衝撃を体験し、より“深く”作品世界を楽しめるマーベル最新章は、これまでマーベル・スタジオ作品になじみのなかった人も新規参入できる一大チャンス。ディズニー公式動画配信サービスのディズニープラスでは、過去作を繰り返し楽しめて、新章の幕開けにも立ち会える絶好の機会がやってきたのだ!

ドラマが加わり、さらに広がるマーベル・ユニバース

2008年の『アイアンマン』からスタートしたマーベル・スタジオ映画のシリーズ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、映画ファンから絶大な支持を集め、私たちの“シリーズ映画の常識”を次々に更新してきた。

まず、彼らはそれぞれの映画が単独で楽しめるものにしながら、同時に"複数の映画が同じ世界観を共有している”というアイデアを導入した。現在では当たり前のように受け入れられているこのアイデアも、彼らは慎重に作品に盛り込んできた。まず、アイアンマン、ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカを単独の映画で描き、彼らが最強チーム“アベンジャーズ”を結成して同じスクリーンに登場した。

次に彼らは作品の世界やジャンルをさらに拡大する。スペース・オペラとアクションをミックスさせた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、コメディと家族劇の要素のある『アントマン』、さらに現実世界とは異なる“多次元”を行き来する『ドクター・ストレンジ』……私たちは作品をひとつずつ楽しんでいるだけなのに、ハッと気がつくとマーベルのユニバースは当初から想像しないほど大きく広がっていた。

マーベル・スタジオ作品を楽しむのに予備知識や予習は不要だ。作品を順番に楽しんでいるだけで、自然と作品世界の中に入ることができて、好きなキャラクターや次回作への期待が大きく広がっていく!

「マーベル・スタジオのやり方がわかってきたぞ、と思われる前に、違う形へ移行するんだ。もちろん、ただ違うことをやるために、そんなことをしてるんじゃないよ。僕たちはあらゆるストーリーを語りたいからそうするんだ」と、マーベル・スタジオを率いるケヴィン・ファイギは語る。「僕はシリーズを開始した初期の段階からずっと“僕らはほかと違うことをやる。新鮮であり続ける。観客の期待を上回ることをやる”と言ってきた。僕らにはたくさんのキャラクターがいて、たくさんのインスピレーションがあるからそれができるんだよ」

そこで『アベンジャーズ/エンドゲーム』で物語にひとつの区切りをつけたマーベル・スタジオは、新章を迎えるにあたって新たな挑戦を決めた。ファイギは「僕らのシネマティックユニバースは、これから劇場とディズニープラスの両方で展開される」と宣言する。

「ディズニープラスがあることで、もっと多くのストーリーをこれまでと違った形で語ることが可能になるんだ。『ワンダヴィジョン』がその良い例だと思う。最初の2話(合計で約60分ほど)を観るだけで、ファンはこれまでの映画で描かれてきたワンダとヴィジョンの登場シーンすべてを合わせたより多くの時間を彼らと過ごしたことになるはずだ。僕たちは“時間”という素晴らしい宝物をもらえたんだ。それはみんなにとってもすごく楽しみになるんじゃないかな」

ファイギが語る通り、ディズニープラスのオリジナルドラマではマーベル・スタジオ作品のキャラクターを主役に据えて、映画よりも長い時間をかけてじっくりと彼らの物語を掘り下げていく。

すでに配信が始まった『ワンダヴィジョン』では“スカーレット・ウィッチ”ことワンダとヴィジョンの物語が描かれ、3月19日(金)からスタートする『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ではキャプテン・アメリカの朋友ウィンター・ソルジャーと、キャプテン・アメリカから後継者に指名されたファルコンがコンビを結成する。さらに神の子ソーの義弟で、日本でも熱狂的な人気を集める人気キャラクターが主人公になる『ロキ』も5月に配信を予定している。

他にも、アベンジャーズのメンバーで弓の名手でもあるホークアイを主役に据えたシリーズや、『ミズ・マーベル(原題)』『ムーンナイト(原題)』などの新シリーズも待機中。これらのドラマと映画は、これまでと同様にリンクするが、複雑になったり、観客が途中で迷子になる心配は無用だ。繰り返すが、観客は作品を楽しむだけで自然と好きなキャラクターが増え、いつしか作品世界が拡大している。これが“マーベル流”だ。

つまり、これからのマーベル・スタジオ作品を存分に楽しむには、新章が幕を開けたばかりのこのタイミングから見始めるのがベストだ! 自宅で過去の作品を観返し、オリジナルドラマを毎週楽しみに待ち、やがて登場する映画新作に備える……これからは自宅で、通勤・通学中に、そして映画館で好きなだけマーベル・スタジオ作品を楽しめることになりそうだ。

あの人気ヒーローが新婚生活を開始! マーベル新章の幕開けは“シットコム”に

そんなマーベルの新章のオープニングを飾るのが、先ごろディズニープラスで配信を開始した『ワンダヴィジョン』だ。『アベンジャーズ』シリーズにも登場し人気のワンダとヴィジョンが主人公の作品で、なんとアクション大作の多いマーベルが“シットコム”に挑んでいる。

主人公のワンダとヴィジョンはこれまでのシリーズにも登場し、ふたりの淡いロマンスが繰り返し描かれてきた。東欧の小さな国ソコヴィアで生まれたワンダ・マキシモフは、幼い頃に両親を失い、双子の兄ピエトロと共に恐ろしい人体実験に志願したことでテレパシーや念動力を手に入れた。かつて彼女はアベンジャーズと敵対していたが、戦いの中で最愛の兄を失い、やがてワンダはアベンジャーズと行動を共にするようになる。そこで知り合い、心を通わせたのがヴィジョンだ。

ヴィジョンは、アイアンマン=トニー・スタークが開発した人工知能が様々な過程を経て進化することで誕生した人造人間で、驚異的なパワーと冷静沈着な頭脳を持ち、人間を超越した存在でありながら、人間とは何か? 人間の命はなぜ尊いのか? を考え続ける思慮深いキャラクターだ。哀しみを背負ったワンダと、人間について考え続けるヴィジョンは次第に心を通わせ、やがてふたりは恋に落ちる。

そんな彼らのこれまでの歩みは、ディズニープラスの人気シリーズ『マーベル・スタジオ 知られざる秘密』の第1話と2話でおさらいすることができるが、『ワンダヴィジョン』では、これまで熾烈な戦いに身を投じてきたふたりが、新婚カップルとして郊外の一軒家にやってくるところから物語が始まる。

本作の最大の特徴は、アメリカの伝統的な “シットコム”のスタイルを採用していること。

第1話では1950年代のテレビ創世記のシットコムのようにクラシカルな一軒家のセットが登場し、観客を入れて撮影が行われている。新しい街、新しい家で、新婚生活を始めたばかりのワンダとヴィジョン。ワンダは家事や陽気なお隣さんとの付き合いに忙しく、ヴィジョンはコンピューター会社で勤務を開始。そんなある日、ヴィジョンの上司がふたりの家にやってくることになり、一家に大騒動が巻き起こる。

続く第2話では、ワンダとヴィジョンがイベントに出演するため、マジックショーに挑戦! しかし、開催直前にトラブルが起こってヴィジョンの体内で異常が発生。観客が集まる中、マジックショーがスタートするが次から次へとピンチが訪れ、ワンダはあたふたしながら事態を収集するべく奔走する。

モノクロの映像、クラシカルなセット、ほがらかなキャラクターたち、軽妙な掛け合いで思わず笑みがこぼれる展開、周囲から浮かないように奔走した結果、さらにピンチを呼び込んでしまうワンダとヴィジョンの愛らしさ&面白さ! 多くのマーベルファンは「こんなマーベル作品は観たことがない!」と新鮮さを感じるはずだ。

さらに本シリーズでは1話ごとに50年代、60年代、70年代……と物語の背景が変わり、当時のテレビ番組のスタイルを模した演出が施されていて、映像のテイストや音楽のアレンジ、オープニングタイトルのアニメーションもガラリと変化!「10年ずつ時代をたどっていこうと、最初から決めていた」というマット・シャンクマン監督は「それぞれの時代に忠実にしたかったから、オープニングもそれぞれの回の時代に合わせたものにしたんだ。第2話は『奥様は魔女』と『かわいい魔女ジニー』を意識したよ」と語っている。

ワンダとヴィジョンの夫婦を中心にしながら、お隣さんや同僚を巻き込んだ大騒動が起こり、とにかく笑えて、最後はふたりの甘いロマンスにホッと心がなごむ。マーベル・スタジオがこれまで描いてこなかったホーム・コメディの世界を描く『ワンダヴィジョン』は、マーベルはアクションばかり……と思っている人にとって、そんな固定概念を心地よく裏切ってくれるシリーズになっている。

油断禁物! 先の読めない展開とサプライズに最後まで目が離せない!

とは言え、本作はマーベルの新章を告げる作品。単なるコメディでは終わりそうもない“サプライズ”が仕掛けられているようだ。

思い返せば、ヴィジョンは映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で強大な敵サノスと戦い、この世を去ったはずだ。しかし、本シリーズの冒頭でヴィジョンは何事もなかったかのように郊外の家でワンダと新婚生活を開始し、朝になったら会社に出かけ、隣人とも付き合い、慌ただしくも穏やかな日々を送っている……これは一体、どういうことなのだろうか?

本シリーズは、爆笑必至のコメディでありながら、観客の不意を衝くような衝撃的な展開が随所に登場する。何の疑いもなく新婚生活を始めたワンダとヴィジョンは上司から「どこから来たの?」と問われても答えることができない。彼らの隣人たちは優しく陽気な人たちだけど、何かがおかしい。ふたりがいる世界は現実なのだろうか? それとも……

マット・シャンクマン監督は「このストーリーには大きなミステリーがある」「最初の3話に出てくることが全部意味をもってくる」「純粋なシットコムのように見えつつ、ときおり『トワイライト・ゾーン』のように感じる瞬間もある」「10年ずつ時代をたどっていくのは、ミステリーがどう進んでいくのかということに関係している」など、意味深なヒントを次々と語る。

さらに陽気な隣人アグネスを演じるキャスリン・ハーンはこう語る。「この番組に出てくる人はみんな何かあるのよ。あらゆるところにサプライズが隠されているわ。一見したところと、実は全然違うの。これからすごいサプライズがあるわよ」

思い返せば、マーベル・スタジオ作品は劇中やエンドクレジットの特別映像などを通じて観客をアッと驚かせ、予想もしなかった方向に物語を運んできた。おそらく『ワンダヴィジョン』も愉快なコメディでありながら、同時に予想もつかない展開が待つミステリーになっているのだろう。そして、本作がマーベルの新たな始まりを告げる物語である以上、必ずどこかに“次のマーベル・スタジオ作品への架け橋や伏線”が描かれているはずだ。

ワンダとヴィジョンがいるのはどこの世界なのか? なぜふたりは幸福で笑いに満ちた新婚生活をおくっているのか? コメディの合間に突如として出現する驚きに満ちた展開や不吉な予感を感じさせるシーンの意味は? そしてこの物語は今後のマーベル作品にどうつながるのか?クリックひとつで繰り返し楽しむことができるディズニープラスの利点を生かして、イッキ見ならぬ“リピート見”しながら、この先の物語を予想してみるのも楽しそうだ。

『ワンダヴィジョン』
ディズニープラスで独占配信中

(C)2021 Marvel.

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