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だいもんさんが泣いていた…望海風斗・真彩希帆・彩凪翔が雪組「ONCE~」副音声収録

ナタリー

左から真彩希帆、望海風斗、彩凪翔。

1月16日に放送されるWOWOWライブ 宝塚への招待「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」で、今年4月に宝塚歌劇団を退団した望海風斗、真彩希帆、彩凪翔が副音声を務める。3人が副音声収録の様子を振り返った。

「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」は2020年に雪組にて上演されたミュージカル。ロバート・デ・ニーロ主演の同名映画(「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」)を小池修一郎の脚本・演出で舞台化したもので、禁酒法時代のアメリカを背景に、裏社会を生きるヌードルスと、彼を取り巻く人々の人間模様が描かれる。

自身が出演した舞台作品の映像はあまり観ないという3人は、収録中、「なつかしい!」を連発。演出家のこだわりや共演者とのエピソード、望海演じるヌードルスと真彩演じるデボラのやりとりに“やきもき”して物語にのめり込む様子、また、新型コロナウイルスの影響でさまざまな舞台の一部公演中止が相次いだ当時の思い出などを交えながら語った。

望海は本作に「男役としての集大成だと思って挑んだ」そうで、「あらためて観て、作品自体もすごく好きだなと思いました。雪組のみんなでこの作品を作りあげるんだというエネルギーが集結していたからこそ、この作品がこれだけ素晴らしいものになった」と言う。また、真彩は「みんなでどうにかしなければ、という状況の中で、前に進むとか、セリフのひとつひとつが自分にリンクしてきて、胸がいっぱいになります。いろいろな感情、思いが詰まった作品でもあるなと思います」と語った。彩凪はコロナの影響で、公演再開後の中止が発表された日の終演時に「だいもんさん(望海)が泣いていたことが自分のことよりも忘れられなくて。千秋楽で再開したんですが、雪組を背負っていただいもんさんだからこそ、その姿に胸を打たれた。今、思い出しても泣けてきます」と涙を浮かべた。

3人それぞれに思い入れの深い作品となった「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」。望海は「今回の収録ではいろいろな話をさせていただきましたし、ここではこういうことがあったんだな、ここはこんなこだわりがあったんだなと、聞きながら楽しんでいただければ」、真彩は「この作品を観ないで終わっちゃ駄目ですよと。本当に豪華な、スペシャルな1本ものだったんだなと改めて思いました。ぜひ見てください」と呼びかけ、彩凪は「舞台を生で観た方は、物語に集中して観ていたと思うんですが、同時進行で起きていた裏話を知ることができます。私もいろいろと思い出しながらしゃべってしまったんですけど、ここはこういう解釈があったんだとか、意外とセリフで言ってない心情とかも話をさせてもらったので、それを思いながら見返していただくのも楽しいのかなと思います」と見どころを語った。

放送はWOWOWライブにて13:00にスタート。放送前には宝塚プルミエール「月組トップスター 月城かなと大劇場お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』」がオンエアされる。

WOWOWライブ 宝塚への招待「『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』―望海風斗×真彩希帆×彩凪翔 副音声解説付―」

2022年1月16日(日)13:00~

WOWOWライブ 宝塚プルミエール「月組トップスター 月城かなと大劇場お披露目公演『今夜、ロマンス劇場で』」

2022年1月16日(日)12:30~

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