山下敦弘監督の映画『ハード・コア』の予告編が公開された。

予告編では、山田孝之演じる右近が、荒川良々演じる唯一の友人・牛山に「お前セックスしたことあんの？」と聞くシーンや、佐藤健演じる右近の弟で商社マンの左近がタバコを吸う姿、右近と牛山が発見したロボット「ロボオ」が立ち上がる様子、松たか子演じる謎のOLが「馬鹿みたい」と言い放つ場面、右近が左近の顔面を殴るシーン、右近と牛山がロボオに抱きかかえられながら空を飛ぶ様子などが確認できる。また映像にはOvallとGotchのコラボによる書き下ろしのエンディングテーマ“なだらかな夜”が使用されている。

11月23日から公開される同作は、狩撫麻礼作、いましろたかし画の漫画『ハード・コア―平成地獄ブラザーズ』の実写映画版。世間に馴染めず群馬の山奥で怪しい活動家と埋蔵金堀りをしている右近と、同じ埋蔵金堀りの仕事に従事している心優しい友人の牛山、右近の弟で、2人を見守る商社マンの左近の3人の前に謎のロボットが現れたことから、彼らの人生を一変する一大事が起こる、というあらすじだ。