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いきものがかり、明石家さんまから念を押された直後に活動休止? 「その節はすみませんでした」

リアルサウンド

19/1/3(木) 11:00

 1月2日に放送された『新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)に、いきものがかり、五木ひろしが出演した。

(関連:いきものがかりが国民的グループになり得た理由 ソロ活動から活動再開までを追う

 五木は、木村拓哉を交えて明石家さんまに出かけたいと伝える。それは、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)のリハーサルを五木の娘が観に来た際、木村が「娘さんと一緒に写真撮りましょう」と約束。『紅白』本番、オープニングが終わった後、五木の楽屋に来た木村は本番が始まっているにも関わらず、娘と写真を撮ってくれたという。「そのお礼もせずじまい」と懇願する五木だが、余計な気を遣いたくない明石家は「いえ、けっこうですから」「木村がなんと言うか分からないですから」と断固拒否し、スタジオの笑いを誘った。

 五木ひろし&坂本冬美によるデュエットソング「ラストダンス」は、いきものがかりの水野良樹が作詞・作曲を手掛けた楽曲。五木は水野が作詞した「ラストダンス」について、「彼ね、詞がめちゃくちゃ多いの。言葉数が多い。普通の歌謡曲と違って、彼らのジャンルは言葉数が多いんですよ。昔は四行詩、五行詩、六行詩とかね、そんなんじゃないんですよ。覚えるのが大変だった」とレコーディング時のエピソードを伝えると、水野は「第一声が『言葉数が多いね』だったので、叱られたのかなと」と感想を述べると、五木は「新しい風を吹き込んでくれたというかね。そういう出会いは嬉しいんで」とフォロー。「歌謡曲とか演歌を歌われている方に一度歌っていただきたいなと思ったんですけど、デュエットなんで仕組みの多い曲を書きたいと思ったら、少し難しい感じに」と水野は語った。

 2016年、いきものがかり放牧(活動休止)直前のライブに明石家はゲスト出演している。その際のMCで「お前ら絶対解散するなよ!」と言った明石家に、いきものがかりの3人は活動休止が決まっていたため、水野は「えらいこと言われたな」と思った上に、吉岡聖恵は神妙な面持ちで「お前ら絶対解散すんなよ」と明石家から念押しされたという。「その節はすみませんでした」と吉岡が明石家に謝罪するが、五木が「復帰してすぐに『紅白』だから」と話すと、「甘やかしすぎですよね!」と明石家が被せる。「1年間頑張ってたやつはどうしたんだ」というもっともな意見に、いきものがかりの3人は何も言えなくなり、水野は「下向け! 下向け!」とひたすら謝り続けた。

 明石家は『紅白』側からのオファーについて「まぁ、本人たちが断るのがほんまや。『私たちより一人でも頑張っているミュージシャンを……』」と代弁すると、水野は「たぶん、俺ら、しくじったぞ」と復帰の仕方をあらため、五木は「それはね、局側の意向だから、僕がとやかく言うことじゃないんだけど」とカバーしようとするが、明石家からの「言うてますやん!」という鋭いツッコミが入り、スタジオを和ませた。

 番組にはほかにも、今田耕司、石原さとみ、田中将大、吉田羊、山田孝之が出演した。(向原康太)

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