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『私は確信する』予告編&ポスタービジュアル “完全犯罪”と物議を醸した未解決事件を映画化

リアルサウンド

20/11/27(金) 16:00

 2021年2月12日に公開される『私は確信する』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

 フランスで40万人を動員した本作は、ヒッチコック狂による“完全犯罪”と世間を騒がせた、フランスで実際に起こった“ヴィギエ事件”を映画化した裁判サスペンス劇。

 2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳のスザンヌ・ヴィギエは3人の子供たちを残して忽然と姿を消した。夫である法学部教授のジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。センセーショナルな報道が過熱するなか、ジャックの殺人罪を問う裁判が始まる。彼の無実を確信するシングルマザーのノラは、敏腕弁護士デュポン=モレッティに事件の弁護を懇願。自らも助手となり、250時間の通話記録を調べるうちに、新たな真実と疑惑に気付く。

 実在の弁護士デュポン=モレッティを演じるのは、ダルデンヌ兄弟『息子のまなざし』のオリヴィエ・グルメ。ヒロインのノラ役には、フランスではコメディエンヌとしても人気の高いマリーナ・フォイスが抜擢された。

 ポスタービジュアルでは、内なる確信を顔に宿したノラと、貫禄溢れる弁護士デュポン=モレッティ、そして一番下には報道陣が騒然とする写真が配置され、「冤罪か、有罪か――。真実は二重の歪みにひそむ」とコピーが据えられている。

映画『私は確信する』予告編

 あわせて公開された予告編は、スザンヌ・ヴィギエが失踪し、夫ジャックが起訴されるシーンから始まる。遺体、証拠、そして動機もないことから、冤罪を確信したシングルマザーのノラは敏、腕弁護士デュポン=モレッティへ猛アタック。タッグを組み、膨大な通話記録を手に入れ真実を探る。

■公開情報
『私は確信する』
2021年2月12日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:アントワーヌ・ランボー
出演:マリーナ・フォイス、オリヴィエ・グルメ、ローラン・リュカ、フィリップ・ウシャン、インディア・ヘアほか
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル
宣伝協力:テレザ
原題:Une intime conviction/110分/2018年/フランス語/フランス/日本語字幕:丸山垂穂/字幕監修:島岡まな(大阪大教授、フランス刑法専門)
(c)Delante Productions – Photo Séverine BRIGEOT

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