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アトランタの公園に“怪しいブツ”が 『リチャード・ジュエル』爆弾発見の瞬間捉えた本編映像

リアルサウンド

20/1/15(水) 13:00

 クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』より、爆弾発見の瞬間を捉えた本編映像が公開された。

参考:映像はこちら

 本作は、1996年に起こったアトランタ爆破事件を題材にした実話をもとにした物語。爆破事件の第一通報者から一転、第一容疑者とされたリチャード(ポール・ウォルター・ハウザー)は、FBI内部からの捜査情報のリークとメディアの実名報道によって爆弾犯の汚名を着せられる。情報は瞬く間に拡散、メディアによる連日の報道で、リチャードは名誉だけではなくプライバシーまでをも奪われてしまう。そんな時、リチャードの潔白を信じる無謀な弁護士ワトソン(サム・ロックウェル)が立ち上がる。

 公開された映像では、アトランタの公園でコンサートに興じる人々の姿が。その最中、リチャード・ジュエルはベンチの下に不審な荷物を見つける。酔っ払った高校生たちが忘れた荷物ではないと直感した彼は「嫌な感じだ。怪しいブツだ。報告しておこう」と告げる。警備員の一人は「酔っ払いが忘れたんだ」と放っておくよう促すが、リチャードは「一応報告しておこう」と譲らない。「まず中を見よう」と言う仲間に、「触るのはまずい。手順に従おう」と伝える。トランシーバーを手にした同僚のビルが、「所有者不明の荷物が」と伝えると、即座に「不審な荷物だ」と正す潔癖さだ。慌てて「第4区に不審な荷物」の報告を待つことも惜しむように、「周りを囲って人々を遠ざけよう」と次のアクションを始めようとするリチャードに、爆弾だとは思いもしない同僚は、「おい、正気か?」と苛立つ。「ミスをするより気が変な方がいい」と応じるリチャード。その後、爆破物処理班が駆けつけ、無数の釘が仕込まれたパイプ爆弾が発見される。

 イーストウッド監督は、「この物語は、今、起こっていることに似ている。私がリチャード・ジュエルの物語に興味をもったのは、彼がどこにでもいる、ごくふつうの人間だったからだ」とコメントしている。(リアルサウンド編集部)

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