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森崎ウィン Aiming To Overseas

ラジオ『Winning Parade』始まっています 生放送の怖さ

月2回連載

第50回

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こんにちは。森崎ウィンです。

みんな、『Winning Parade』聴いてくれていますか。初回のオンエアでは関東でトレンド入りもしたみたいで。本当、みんなのおかげです。いつも応援ありがとうね。

1時間30分の生放送。最初は自分にできるかなって緊張していたところもあったんですけど、やってみると思った以上に楽しくて。1時間30分があっという間。すごく楽しくお喋りをさせてもらっています。

スタッフは、『WINのMAXで行こう!』と同じチーム。6年間、『WINのMAXで行こう!』をやっていく中で『E★K radio』という枠ではなく、自分ひとりの番組を持ちたいなと思うようになって。1年前ぐらいからずっとエフ横さんに相談していたんですけど。こうして本当にカタチになって、めちゃくちゃうれしいです。

ということで、今日はラジオにまつわるお話を。みんなはラジオってどんなときに聴きますか。僕はもっぱら車の中。運転中は必ずラジオを流しています。人の喋る声ってなんか安心するよね。内容がどうというよりも、人の話し声が流れているだけで寂しくなくなるというか。僕の場合も、この番組が好きというより、そのときやっている番組を自然と聴いている感じ。

ただ、最近ヤバいなと思うことがあって。現場マネージャーと車で移動しているとき、僕は後部座席にいたんだけど、ラジオに対して「それはあれだろ?」ってひとりでブツブツと話しかけていました。もうね、完全に無意識(笑)。人がいるのも忘れて、ラジオにツッコんでた。さすがにそれに気づいたときはちょっと恥ずかしかったな。でも、そんなふうにラジオやテレビに話しかけるのって、ついやっちゃうよね? みんなもやってると信じています!(照)

ラジオの面白いのは、テレビに比べても尺が長いところ。僕の生放送1時間30分も、僕からすればこんなに喋ることあるのかな?っていう長さなんだけど、上には上がいるからね。別所哲也さんがJ-WAVEでやっている朝のラジオなんて3時間もある! 早朝から仕事があるときによく車の中で別所さんのラジオを聴いているんだけど。ある日、現場に入る前から別所さんが喋ってて、俺が「終わったー!」って現場から出てきたときもまだ別所さんが喋ってたっていう(笑)。すごいよね、本当。「こんなにやってるの?」ってちょっとびっくりした。

そう思うと、1時間30分で大変とは言ってられないなって思います。初回なんて緊張もあったんだろうけど、終わった瞬間、もう抜け殻状態(笑)。オンエア中は全然感じないんだけどね。終わった瞬間にドッと疲れが来るんです。よく喋る分、喉も使うし。おそろしいのがオンエアの次の日に歌う仕事が入ってるときだよね。そのへんはちゃんとケアしなくちゃなって今から考え中。

でもやっぱり自分のラジオ番組があるのっていい。ラジオって、また他とは違うものだから。僕の声で、いろんなことを発信できる。自分を表現できる場所があるってすごくありがたいことだなって、特に今のこのご時世だからこそ思います。

生放送な分、ミスは許されないし、独特の怖さはあります。だから、準備は欠かせない。番組の中ではミャンマーのことにもふれていきたいと思っているので、いつもオンエアの前にミャンマーの最新のニュースをチェックすることから始めて。あとは、その日話したいことをiPadにまとめているので、それをノートに書き出したり。で、最後は紅茶を飲んで、気持ちを落ち着ける。

特にミャンマーに関する発信は、なるべく注意するようにしています。僕の話していることを、誰がどこでどう拾うかわからないから。ちゃんと正しく伝わるように表現にも気をつけて。そういう意味では、結構緊張しているかも。でも、その緊張がなくなったらマズいなとも思うので。いい緊張感を持って、これからも臨んでいけたらいいかな。

で、いちばんは僕らしさが全開であること。せっかく自分の番組なんだから、僕らしくなくちゃ意味がない。そして、Win`s Crewのみんなはもちろん、そうじゃない人にも楽しんでもらえる番組にできたらいいな。

毎週生放送というのはスケジュール的にも大変なのは確かなんだけど、大事な場所のひとつとしてしっかり守っていきたい。長く続けたいと思っているので、どうかみんな毎週金曜は『Winning Parade』を聴いてくださいね。

森崎ウィンでした!

★編集部より★

森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週はウィンさんの2~3月のDiaryを一挙公開! ウィンさんが日々何をして過ごしているのか、わかっちゃいます!

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、 『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。

撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/添田和宏、衣装協力/シャツ¥44,000、ベスト¥22,000、ノースリーブ¥13,200、パンツ¥33,000/すべてオム プリッセ イッセイミヤケ(イッセイ ミヤケ TEL:03-5454-1705)
シューズ¥12,100/ヴァンズ ヴォルト(ブルーウッド バイ ハンドイントゥリー TEL:03-3796-0996)
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