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大地真央&花總まりが初共演『おかしな二人』本日開幕

ぴあ

20/10/8(木) 8:00

『おかしな二人』

『はだしで散歩』『映画に出たい!』『思い出のブライトン・ビーチ』『23階の笑い』などなど、日本で翻訳上演された作品も数多いブロードウェイ随一の喜劇作家、ニール・サイモン。その最高傑作とも言われる『おかしな二人』が、演劇界きってのコメディエンヌ大地真央と、本格的コメディには初挑戦となる花總まりという魅惑の初顔合わせで上演される。

『おかしな二人』のブロードウェイ初演は1965年だが、その主人公は男性ふたり。これが映画化やドラマ化もされる大ヒットを記録したあとの1985年、気の合わないルームメイト同士が巻き起こす騒動という設定はそのままに、サイモン自身が女性ふたりを主人公にして書いたのが、今回上演される『おかしな二人・女性版』だ。

舞台はマンハッタン。無精者のオリーブ(大地)が住む部屋は散らかり放題だが、女友達が毎日のように集まっては、ゲームやおしゃべりで盛り上がっている。ある日の話題は、夫から離婚を切り出されたばかりの友人フローレンス(花總)について。皆で傷心の彼女を心配していると、玄関のベルが鳴り本人が入ってくる。夫に未練タラタラのフローレンスに、オリーブは新たな人生を送るべきだと、自分との同居を提案。だが部屋に転がり込んできた彼女は病的なまでにきれい好きで、正反対のふたりは衝突を繰り返す――。

上演にあたり、「こういう状況下だからこそ、笑顔で免疫力を上げていただき、ハッピーをお届けできたら」とメッセージを寄せた大地と、その大地について「私にとっては雲の上の方。まさかこんな日が来ようとは……。楽しみです。くっついていきます!」と意気込んだ花總。宝塚歌劇団の先輩後輩にあたるふたりが、やはり歌劇団の演出家である原田諒のもと、オリーブとフローレンスとして火花を散らす。

女友達役にシルビア・グラブ、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、ふたりをかき乱すスペイン人兄弟に芋洗坂係長と渡辺大輔と、共演陣も盤石。抱腹絶倒間違いなしの『おかしな二人』は、本日10月8日(木)よりシアタークリエで上演されたあと、11月に大阪でも公演を行う。



『おかしな二人』
潤色・演出:原田諒(宝塚歌劇団)

10月8日(木)~10月25日(日)東京・シアタークリエ
11月5日(木)~11月8日(日)大阪・梅田芸術劇場にて上演

文:町田麻子

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