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「あの夏のルカ」ミキ亜生が吹替・阿部カノンらに先輩風、昴生は弟思い浮かべて号泣

ナタリー

「あの夏のルカ」配信記念イベントの様子。左から亜生、阿部カノン、池田優斗、昴生。

ディズニー&ピクサーの新作「あの夏のルカ」の配信記念イベントが本日6月24日に東京の恵比寿ザ・ガーデンホールで行われ、日本版キャストの阿部カノン、池田優斗、応援ゲストのミキが登壇した。

本作は“シー・モンスター”の少年ルカが北イタリアの港町で経験するひと夏の奇跡を描いたファンタジーアドベンチャー。日本版ではオーディションで役を射止めた阿部と池田が、それぞれルカとその親友アルベルトに声を当てた。

阿部はキャストに決まったときのことを「すごくびっくりしてドッキリなんじゃないかと思いました」と振り返りつつ、周囲の反響を問われると「学校でのあだ名がルカになりました。ピクサーの映画が好きなので夢のような気分です(笑)」と話す。池田も「小さい頃からピクサー作品が大好き。自分が出る実感が湧かなかった」と回想。阿部は池田とのアフレコを振り返り「休憩のときに優しく話しかけてくれて、一緒にしりとりなどをして楽しく収録できました」と述懐した。一方の池田も「自分に対しても壁を作らずに、兄弟や友達のような関係で接してくれて。歳下なのに頼りになる存在。ルカがカノンくんで本当によかった」と信頼感を明かす。

そんな2人に「もうルカとアルベルトそのまんまやん!」とミキの昴生も興奮。ディズニー作品の「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」「ライオン・キング」に日本版声優として参加していた亜生は「先輩から言わせてもらうと合格点。もうバッチシ」と10代の若者を前に先輩風を吹かす。昴生だけディズニー映画での声優経験がなく「あの夏の昴生、たまらんかった。ずっと家におった」と亜生の仕事をうらやんでいたことを明かす。「こういうイベントには、ちょこちょこ呼んでいただくんですけど、まだ声優仕事がない。その話をしたらディズニーの方々が目を背ける」とぼやいた。

映画の感想を問われた昴生は「正直、おうちで大号泣しました。誰しも夏の思い出が絶対ある。僕もルカとアルベルトに亜生と自分を投影して、昔一緒に遊んだときのことを思い出して切ない気持ちになったり、笑ったり。だいぶ感動しました。この映画を観たら亜生しか浮かんでこない」と絶賛。しかし亜生は「でも、お兄ちゃんあんまり泳げないし、あんなにやせてもなかったです……」と水を差し、「シーモンスターじゃなくて、ただのモンスター。というかニー(兄)モンスター」と続け、笑いを誘った。

イベントでは、監督のエンリコ・カサローザによるビデオメッセージが上映される場面も。阿部と池田に向けて「カノンくんはルカの好奇心と純粋さがとてもよく表現できていました。優斗くんのアルベルトはセリフのスピード感が素晴らしく、僕も冒険に付いて行きたくなりました。ルカとアルベルトに命を吹き込んでくれてありがとう」と称賛の言葉を贈った。カサローザは6月に誕生日を迎える2人に、直筆のキャラクター絵をサプライズでプレゼント。最後に池田は「シーモンスターとか人間とか関係なく、みんなが尊重し合う今の時代にぴったりな物語。行き詰まっている世の中ですが、この夏、たくさんの方に届くとうれしいです」と呼びかけ、阿部は「ルカとアルベルトの友情あふれる物語。すごく感動できるので、最後まで目が離せません。suisさんの『少年時代(あの夏のルカ ver.)』が流れるエンドロールもぜひご覧ください」と述べ、イベントを締めくくった。

「あの夏のルカ」はディズニープラスで見放題独占配信中。

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