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堀潤の監督作『わたしは分断を許さない』に岩井俊二、田原総一朗がコメント

CINRA.NET

19/12/24(火) 12:00

©8bitNews

ドキュメンタリー映画『わたしは分断を許さない』が、3月から東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。メインビジュアルと著名人のコメントが発表された。

同作はジャーナリストの堀潤が5年の歳月をかけて、中国・香港、パレスチナ・ガザ、シリア、朝鮮半島、福島、沖縄など世界各地で取材を行ない、国内外の様々な社会課題の現場で深まる「分断」を描き出した作品。

「真実を見極めるためには、主語を小さくする必要がある」とする堀は、取材を通じて「人権、自由、民主」を守ろうと立ち上がった香港の若者や、いつか医者になり多くの命を救いたいと話すヨルダンの難民キャンプの少女、福島の原発事故により自宅へ戻れなくなった美容師、震災後に水戸から沖縄へ移住して米軍基地移設への反対運動を行なう人々らと出会い、彼らが「声をあげること」によって未来のために自らができることは何かを見つけていく様子を追ったという。

メインビジュアルには空間を隔てるフェンスとヨルダンの子供たちの笑顔が写し出され、「こんなはずじゃなかった。それでも、諦めたくない。」というコピーが添えられている。

現在「堀潤監督作品映画『わたしは分断を許さない』公開参加プロジェクト」としてクラウドファンディングを実施しているほか、映画の写真映像展を各地で開催予定。また劇場窓口で特別鑑賞券を購入すると吉井みいがイラストを手掛けた特製オリジナルステッカーをプレゼントされる。

田原総一朗のコメント

やっかみに近い気持ちにさえなった。堀潤氏の厳しい着眼力と、何よりもすさまじい取材エネルギーに対してである。特に福島や沖縄問題では、私自身の捉え方の甘さを痛感させられた。

岩井俊二のコメント

片方の手は握手のために取っておかねば。
相手が誰であっても。

 

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