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A.B.C-Z主演の定時制ドラマ「ワンモア」は本人と正反対の“逆当て書き”作品

ナタリー

20/9/26(土) 8:00

左から河合郁人演じる地井誠、戸塚祥太演じる火村将太。 (c)メ〜テレ

2021年にメ~テレで放送予定のA.B.C-Z主演ドラマ「ワンモア」で、メンバー5人が演じるキャラクターが発表された。

「ワンモア」は定時制高校を舞台に、それぞれの事情を抱えながらも成長していく5人の若者の姿が描かれる。監督は同じくA.B.C-Z主演で昨年4月より放送されたドラマ「ぼくらのショウタイム」に続き、榊英雄が務めている。

今回の作品では今までに見たことがない5人の表情を引き出すべく、メンバー本人とは正反対のキャラクターが“逆当て書き”で書かれた。戸塚祥太は多数の補導歴を持つケンカ好きの元ヤンキー・火村将太を、橋本良亮は裕福な家庭に生まれ勉強はできるものの引きこもりとなってしまった無口な青年・風間直哉を、塚田僚一は成人するまで病弱だったシングルファーザー・空田公平を、河合郁人はドライでやる気のないサラリーマン教師の担任・地井誠を、五関晃一は学園ドラマの教師役に憧れる熱血副担任・水野真二郎を演じる。

戸塚祥太 コメント

争いごとというか、手がすぐ出ちゃうタイプの人間(役)で、中学を卒業してからまともに教育を受けずに、ケンカに明けくれた日々を送ってきた、という設定です。
ある人に拾われて材木屋さんでのバイト生活を送っていたある日、20代後半でまた傷害事件を起こしてしまい、ついには執行猶予4年、保護観察処分になり、その後、身元引受人のもとで生活をするのですが、それでもまたトラブルを起こしてしまい、そこで更生のための賭けとして、定時制の高校に通うことになった、という一番の問題児ですね。

橋本良亮 コメント

引きこもりの役なんですけど、めちゃくちゃ太ろうかめちゃくちゃ痩せようか、どっちか迷いました。でも痩せた方が違う仕事にもできるから、融通利くかなと…(笑)
ずっとゲームしてる役です。全く喋らないので、撮影始まって1週間ほど経って、はじめてピンマイク付けたくらいです(笑)
定時制に通うことになって、だんだん周りの助けもあり少しづつ喋れるようになっていきますので、その変化も見て欲しいです。
あと、自分の家が大金持ちの役で、風間家で撮影したときに、すごい豪邸でびっくりしました。でも自分の部屋はめちゃくちゃ汚いんです。掃除もしてないし。引きこもりだからお母さんにも兄ちゃんにも会ってない…。だけど芝居してるときに、あっ、こういう生活いいかもって思っちゃって。共感する部分もあるのかもしれないです(笑)。

塚田僚一 コメント

既婚者だったんですけど、あることがきっかけで今は一児のシングルファーザー。プライベートで、昼間は配達員、夜は定時制高校の学生。結構色々詰め込んで、自分が経験したことないことばかりなので、かなりハードルは高いのですが、やりがいはあります。

河合郁人 コメント

僕と五関は先生役なんですけど、全然タイプが違う先生で。僕の場合ちょっと色々過去に…。僕のせいじゃないんだけど、僕のせいで起きてしまった過去があったりとか。見ていくとだんだんと複雑な部分が出てきて、一番感情がない役です。基本、無ですね。その冷めた先生がどう変わっていくか。僕だけじゃなくてみんなの役それぞれがだんだん成長していって進化していくので、大人になっても変われるんだっていうのが分かると思います。

五関晃一 コメント

そもそも教師というものにすごい夢をもっていて、やっと夢叶ってこの定時制の高校に教師として来て、この3人がいるクラスの副担任になるんですよ。僕は夢と熱意をもって来ているので、その熱意の結果、いろんな作品の「教師と言われたらこの人!」っていう人をやりはじめるんですよ。ものまねをしだすんです。だから撮影で1週間くらいラグビーをやってるときもあって、本来の水野役が一番少ないです。全然水野やってないです(笑)

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