劇団俳優座「火の殉難」が11月6日から22日まで、東京・俳優座 5F稽古場にて上演される。

「火の殉難」は劇団チョコレートケーキの古川健が作劇を、川口啓史が演出を手がけるミステリーサスペンス。2人は2019年に上演された劇団俳優座「血のように真っ赤な夕陽」でもタッグを組んだ。

題材となるのは、陸軍の青年将校たちが約1500名の兵を率いて起こした二・二六事件。1936年、大蔵大臣・高橋是清は自宅で4夜にわたって帝都経済新聞のインタビューに答えていた。しかし、ある雪の夜、是清邸に向かって軍靴の音が近づいており……。

出演者には岩崎加根子、加藤佳男、平田朝音、河野正明、島英臣、山本順子、坪井木の実、川井康弘、渡辺聡、谷部央年、藤田一真、馬場太史、山田定世、井口稀乃が名を連ねた。一部公演ではアフターイベントが開催され、11日公演には世田谷パブリックシアターの永井多恵子館長、16日公演には演劇評論家の江原吉博、19日公演にはキャストが登場する。チケットの一般前売は10月12日にスタート。

劇団俳優座 No.343「火の殉難」

2020年11月6日（金）～22日（日）
東京都 俳優座 5F稽古場

作：古川健
演出：川口啓史
出演：岩崎加根子、加藤佳男、平田朝音、河野正明、島英臣、山本順子、坪井木の実、川井康弘、渡辺聡、谷部央年、藤田一真、馬場太史、山田定世、井口稀乃

※初出時、内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。