映画『La Fine fleur』が、『ローズメイカー　奇跡のバラ』の邦題で5月28日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。あわせて特報映像が公開された。

フランスのピエール・ピノー監督の長編2作目となる同作。フランス郊外で父に遺された小さなバラ園を1人で経営するエヴのもとに職業訓練所から派遣された3人の訳ありなスタッフが加わる中、エヴは世界初となる新種のバラの交配を思いつき、翌年のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決心するというあらすじだ。

『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のカトリーヌ・フロがエヴ役を演じるほか、キャストにはメラン・オメルタ、マリー・プショー、オリヴィア・コー、ファツァー・ブヤメッドが名を連ねている。脚本はファデット・ドゥルアール、フィリップ・ル・ゲイによるオリジナル脚本となる。

特報映像では、「彼女はいま、人生のどん底にいる。」というテロップと共に映し出されるエヴの表情や、訳ありな仲間と共に新種のバラを生み出すために奮闘するエヴの姿が確認できる。