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岸谷五朗、『中学聖日記』で岡田健史の父親役に 「こんなにも特別な出会いをした役は初めて」

リアルサウンド

18/11/28(水) 10:00

 毎週火曜22時より放送中のドラマ『中学聖日記』(TBS系)の第9話より、岸谷五朗が出演することが発表された。

 同ドラマは、女性向けマンガ雑誌『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこによる同名漫画が原作。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に想ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶(岡田健史)に心惹かれていく教師・末永聖(有村架純)の“禁断の純愛”を描く。

 岸谷が演じるのは、晶の父・島崎康介。家具職人で、愛子(夏川結衣)とは晶が5才のときに離婚。その後バリ島で暮らしていたが帰国し、とある島で家具を作っていたが、晶に対しては離れてから13年の間、会いたいという気持ちは変わらず、愛子に手紙を送り続けていた。そして今回、手紙の内容を頼りに島へやってきた晶と再会する。なお、岸谷のTBS連続ドラマへの出演は、2013年に放送した『ぴんとこな』以来、約5年ぶりとなる。

●岸谷五朗(島崎康介役)コメント
19歳から芝居をしていてこんなことって初めてなんですけど、この作品は神様がやれって言っている出会いだなと思いました。10月にやるはずだった仕事が1月に変更になって、スケジュールが空いたんです。そういうときは脚本を書きにニューヨークへよく行くんですが、9月にすでに行っていて。なので今回初めてバリ島に行って、家具が面白いものが多いので見てたんです。そしたら事務所から「こういう役のお話がきています」と連絡があって。それが「バリ島で家具を作っている男」という康介の役。誰か今の僕を見てるんじゃないかと 思いましたね(笑)。1話から作品を見させていただいたらバリの家具が出てきていて、康介の影がずっとあったので運命的だなとも思いました。けれど、そのときはまだ今回の役を引き受けると返事はしていなくて。それから3、4日後に地元の人しかいないような海の家で食事をしていたら1人だけ日本の方がいて、話してみたら「『中学聖日記』という作品にバリの家具を提供してるんです」って言うんです。これはもう誰か絶対バリに送り込んだなって(笑)。しかも、康介の元妻役が夏川結衣さんだと聞いてさらに驚きました。夏川さんには僕が企画した『私たちが好きだったこと』(1997年)という映画でヒロインをやってもらったんです。僕と夏川さんが演じる2人のラブストーリーで、その2人の恋がうまくいっていて子供が生まれていたらちょうど晶くらいの歳なんですよ。そのうえこの作品での夏川さんの役名を聞いたら「愛子」。映画の役と同じ名前(笑)。これはもう勝手に周りから役作りさせてもらっているようなものだと。もちろん今回の夏川さんの役は映画の時とはまったく違うものなんですけど、彼女をイメージした際に僕はすごくやりやすかったんです。きっ と神様がやれって言ってるんだなと思って「お引き受けします」とお返事しました。こんなにも特別な出会いをした役はこれまで芝居をしてきた中でも初めてです。普通、役作りって自分から入っていくもので、今回も本来なら役が決まってバリ島に行くのが普通。でもそれが全部先にできていた(笑)。本当にびっくりしましたが、すごく楽しくやらせていただきました。聖と晶の2人は、ヘビーなシーンもいっぱいあってこれから乗り越えるのも大変だと思いますけど、島のおっさんとしては最高に幸せな時間でした。

●新井順子(プロデューサー)コメント
物語がどんどん佳境に入り、聖が追い込まれてくるからこそ、カラっと明るく流れを変えてくれそうな方に、康介役をお願いしたいと考えていました。自由に楽しく生きている軽さを表現しつつ、晶を演じる岡田くん自身にも良い意味で“ゆるさ”を与えてくれる方。現場に立つ岸谷さんはまさに康介そのものだと思いました。9話では、聖と晶が康介に振り回されながら、自由で日常を忘れるようなひとときを過ごします。はたして康介と出会ったことで、2人にどのような変化がおとずれるのか? 息子・晶とのやりとりにも是非ご注目ください。

(リアルサウンド編集部)

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