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田中圭×中村倫也『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』ビジュアル公開 互いを讃えるコメントも

リアルサウンド

20/2/16(日) 5:00

 田中圭と中村倫也出演のドラマスペシャル『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(テレビ朝日系)の放送日が3月15日21:00からに決定し、あわせて追加キャストが発表された。

参考:中村倫也の明智だからこそ成立した『屍人荘の殺人』 神木隆之介×浜辺美波と“存在感”の殴り合い

 本作は、第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞して作家デビューした社会派ミステリーの新旗手・大門剛明の人気小説『不協和音』を初ドラマ化するもの。数々の事件が絡み合うミステリーと、複雑な人間模様が交錯しながらストーリーが進行する。

 田中が演じるのは、愚直なまでに真っ直ぐな精神で真正面から事件と向き合う熱血刑事・川上祐介。そして、中村が演じるのは、東大卒のエリート検事で、時に冷徹とも思える冷静沈着さで事件と向き合う唐沢真佐人。かつて不当な自白強要で冤罪を生み出した刑事の息子として、小学校でイジメの対象にまでなった2人は、父の死後に別々の家庭に引き取られ、新たな人生を歩む。そんな2人はやがて刑事と検事になり、ある事件の捜査で再会を果たすことに。それぞれの譲れない信念をぶつけ合いながら、難解を極める事件の真相を解明していく。

 祐介と真佐人が初めて一緒に担当する殺人事件で、被疑者の側に立つ弁護士・宇都宮実桜を演じるのは趣里。また、同事件で被疑者から自白を引き出す警視庁捜査一課の警部補・小寺順平役には、杉本哲太が決定。そして、祐介が尊敬する月島東署佃川交番の巡査長・加藤博行を演じるのは生瀬勝久。さらに、相島一之、岡部たかし、川島潤哉、板倉チヒロ、古河耕史、笠松将、小野寺晃良、木下ほうか、多岐川裕美らも出演する。

 田中と中村は、2人は撮影初日から深い共鳴を覚えたそう。田中は「俳優・中村倫也の存在がやっぱり大きい! 台本と違ったニュアンスを出しても、全部対応してくれるので安心安全。この作品での相性のよさを感じて、それがいい意味でプレッシャーにもなるし、刺激的です。倫也と芝居でガッツリ絡むべきタイミングは、まさに今だったんだろうなっていう感覚があります」と力強い口調で語る。

 中村も「なんかいい匂いがするぞ、という感じ。具体的にはうまく説明できないので、言葉よりもっと深いレベルで感知しているのかもしれないです。初日の再会シーンから、圭さんとだからこそできる“攻守交代の目まぐるしいやりとり”ができ、『役者をやっててすげぇ楽しかったな』とニヤニヤする瞬間を経験できました」と満足げな笑みを浮かべた。

コメント
●田中圭(川上祐介役)
以前は同じ刑事役でも熱血じゃなく、どちらかと言うとインテリや氷のようなキャラクターが多かったんです。僕自身も熱い人間ではないので、今回は「えっ!? オレ、こっち!?」と驚く気持ちもありました。たぶん最近は一直線というか、素直な役が多かったからかなぁ…と思いつつ、そのイメージも払拭して“炎の刑事”ぽくしたくて、髪を切りました。
今回は兄弟の物語も劇中の事件も面白く、いろんな見方ができてワクワクする台本。(中村)倫也とも初めてガッツリ絡めるし、すごく楽しみが増しました。実際の撮影では、俳優・中村倫也の存在がやっぱり大きい! 一緒に芝居をしていると「あぁ! これだよな、中村倫也の芝居!」という感覚があるし、僕が台本と違ったニュアンスを出しても、全部対応してくれるので安心安全。この作品での相性のよさを感じて、それがいい意味でプレッシャーにもなるし、刺激的です。これまでずっとニアミスだった倫也と芝居でガッツリ絡むべきタイミングは、まさに今だったんだろうなっていう感覚があります。兄弟だから感情的になるシーンもあって、そうやって向き合えるのがまたうれしいし、撮影は本当に楽しいです!
今回は、最終的に「この兄弟をもっと見たい!」と思わせる作品にすることが僕の理想。倫也と僕の2人だからこそ表現できることもあると思うし、完成作品でそれを確かめるのが楽しみです。

●中村倫也(唐沢真佐人役)
僕は兄弟モノが好きなんですけど、出演したことはあまりないんです。今回は熱血刑事である兄と、知的エリート検事である弟が織りなす“不協和音な関係性”が面白く、楽しみながら台本を読ませていただきました。僕が演じる真佐人はポーカーフェイスで、実は甘えん坊なドM。そういう分かりづらいところは、自分と似ているかもしれないです。ただ、実際に演じるとなると……すごくいびつなヤツで、極度のブラコンという一筋縄では行かない役。そういうキャラクターの言動を演じていく上で、同業者の誰に聞いても「安心安全の共演者」だという(田中)圭さんの存在は、本当に心強いです。
圭さんとの芝居は、なんかいい匂いがするぞ、という感じ。具体的にはうまく説明できないので、言葉よりもっと深いレベルで感知しているのかもしれないです。撮影初日の再会シーンから、圭さんとだからこそできる“攻守交代の目まぐるしいやりとり”ができて、「役者をやっててすげぇ楽しかったな」とニヤニヤする瞬間を経験できました。圭さんとは“飛んできた矢印をそらすも返すも、曲げるも自在”のチームワークが築けていて楽しいです。ただ、法律用語の多いセリフに関しては、てんやわんやの毎日です。
この作品は“女性がボーッとして、男性がカーッとなれる作品”になる見込み。男から見ても「かっこいいな」という瞬間もあって、見どころが多いと思います。あとは編集次第です(笑)!

(リアルサウンド編集部)

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