「映画クレヨンしんちゃん」最新作のタイトルが「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」に決定し、4月22日より全国公開されることがわかった。

記念すべき劇場版第30弾となる本作では、しんのすけの誕生に隠された真実が明らかになる。「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ～失われたひろし～」の橋本昌和が監督を務め、「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ！花の天カス学園」のうえのきみこが橋本と共同で脚本を手がける。

YouTubeで公開された特報映像は、ひろしとみさえの「しんちゃんが、俺たちの子供…じゃない!?」というセリフから始まり、忍者姿のしんのすけが“忍法分シリの術”で敵を惑わすさまや、“野原忍法”を駆使する野原一家、火を噴くインテリゴリラと妊婦のくノ一・ちよめ、そして謎の少年の姿が収められている。

橋本は「主人公しんのすけのおバカと、わがままと、頼もしさと、優しさと、弱さと……しんのすけのいろいろな魅力を描きながら、そのしんのすけに影響され変わってゆく人たちの物語です」、プロデューサーの近藤慶一は「満を持しての30作目は、しんのすけの『生まれた日』から展開するザ・しんのすけムービーとなっております！」と述べる。しんのすけは「オラも生まれてこの方5年……かーちゃんのふんばりには感謝カンゲキ～！ だけど実は～オラ、忍者だったんだゾ!?」とコメントした。

また、本作の前売り券が12月17日に全国の上映劇場で発売。手のひらで温めると色が変わるキーホルダー「忍法色変化!?ニギニギ！忍者しんちゃん」が付いてくる。

橋本昌和 コメント

今年の映画クレヨンしんちゃんは“忍者”です。忍びとして生きる人たちと、全く忍ばない自由なしんのすけの出会い。
主人公しんのすけのおバカと、わがままと、頼もしさと、優しさと、弱さと……しんのすけのいろいろな魅力を描きながら、そのしんのすけに影響され変わってゆく人たちの物語です。
飛び交う手裏剣！ 炸裂する忍法！ 試される野原家の愛！ そして地球は滅亡の危機へ……しんのすけは奇想天外な忍法で地球を救うことができるのか!? お楽しみに！

近藤慶一（シンエイ動画プロデューサー）コメント

本作で映画クレヨンしんちゃんは「30作目」という節目を迎えます。
毎年一歩ずつ歩みを進め、左足を出したら右足も出さなきゃと、気がついた時には30歩目を踏んでいました。
本来1歩を踏み出すことでさえとても大変なのですが、ここまでこられたのも自由奔放な野原しんのすけと一緒に歩んで頂いた皆さまのおかげです。
そして満を持しての30作目は、しんのすけの「生まれた日」から展開するザ・しんのすけムービーとなっております！
新たに描くおバカのキセキを、是非とも劇場でご堪能ください！

野原しんのすけ コメント

寒い季節はアチャ～お茶～！ オラ、しんのすけだゾ□
映画最新作が2022年ゴ～ルデンウィ～クにケッ定～!! アハ～ン▽
オラも生まれてこの方5年……かーちゃんのふんばりには感謝カンゲキ～！ だけど実は～オラ、忍者だったんだゾ!?
おバカ満載！ でもちょっとだけおシリがアスな、忍者アクション超大作～。
春まで待つでござるゾ！

※□は八分音符
※▽は白抜きハートマーク

(c)臼井儀人／双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2022