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スパイたちが情報交換?劇団PatchのZoom生演劇「ロックダウンスパイ」

ナタリー

20/5/23(土) 19:00

劇団Patch Zoom生演劇「ロックダウンスパイ」ビジュアル

劇団PatchによるZoom生演劇「ロックダウンスパイ」の配信が、5月29日22:00にスタートする。

これは、今年で8周年を迎える劇団Patchが、“8(パッチ)YEAR”と題して行う企画の1つで、会議アプリZoomを用いて実施される。演劇×連ドラをコンセプトにした「ロックダウンスパイ」は、脚本を小説家の高殿円、演出をA・ロックマンが手がけ、中山義紘、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、尾形大吾、藤戸佑飛が出演。劇中では、突然のウイルスの流行により、予定通りの任務ができなくなってしまったスパイたちの物語が描かれる。彼らは、特定の日の22:00から30分間、“生存戦略会議室”に現れ、情報交換することになり……。

第1話は5月29日から31日まで、第2話は6月5日から7日まで、第3話は12日から14日まで、第4話は19日から21日まで、最終話となる第5話は26日から28日まで、各日22:00から配信される。上演時間は各話約25分。価格は“パッチ”にかけて各回888円となっている。本公演に向けた、中山とA・ロックマンのコメントは以下の通り。

中山義紘 コメント

劇団Patchの中山義紘です。初の連ドラ、初のリモート芝居、初のスパイもの。この緊急事態を劇団Patchはプラスに変換し初体験だらけの今作に挑戦します。僕たち劇団Patchは、演劇で大阪を元気に!日本を元気に!するために関西から様々なエンターテインメントを発信しております。

「今年の劇団Patchはひと味違うぞ!!」と今年4月に劇団結成8周年をむかえ、2020年を8(パッチ)yearと題し、様々な企画で関西から日本を元気に!と企てていた企画がすべて練り直しになりました。しかし、落ち込んではいられない。自分たちは何ができるのか……劇団員たちで何度もミーティングを重ね、でてきた答えはまず自分たちが元気な姿を見せる!!ということ。そんな時にお誘いいただいた今回の作品! 脚本の高殿円さんには劇団公演を何度も観てもらい、顔を合わせ劇団員1人1人の個性を知って頂いており、近い将来一緒に作品作りしたい!!とお互いに言い合っていた間柄。演出のA・ロックマンことシャカの大熊さんとの出会いは今から8年前。劇団イベントで初めてコント作品をお客さんの前で披露したのが大熊さんの脚本作品だったのでまさか8年越しのこのタイミングで再び出会う事になるとは!! 縁ってこんな形で繋がるんだと感動。高殿さん×大熊さんが作り出すこの「ロックダウンスパイ」は劇団Patchにとって活動してきたこの8年間のあの頃と今を繋ぐ心に焼き付く作品になる予感がして胸が弾みます。このはちゃめちゃなスパイ達の物語を見てステイホームしながら少しでも笑顔と元気を届けられるよう劇団Patchはいつだって全力です。是非とも刮目してご覧ください!!

A・ロックマン コメント

今回、「ロックダウンスパイ」演出を担当するA・ロックマンこと、シャカ大熊です! コロナの影響を受け、舞台が5本飛び、どうしようか悩んだ挙げ句、ギリギリのところでたどり着いたのがこの「Zoom演劇」。誰も答えがわからないまま手探りで進み続けていた作品に、たまたま目をつけてくれたのが、脚本家の高殿さん。そして、高殿さんが是非一緒に仕事がしたいといって猛烈に推薦してきたのがPatch。僕はその名前に胸が熱くなりました。なぜなら、今から8年前、僕も担当してもらっていたマネージャーが大阪エリアの担当になった時に、すごいグループが居るから力を貸して欲しいと言われ、最初、脚本を提供していたのがそのPatchだったのです。大変な目に合わされているコロナですが、裏を返せば、それがなければ、絶対に出会うことが出来なかった座組。しかも、今回は演出として、あのPatchと一緒にやれることを楽しみにしていると同時に、成長したPatchにナメられないように必死で頑張ります!!!

劇団Patch Zoom生演劇「ロックダウンスパイ」

2020年5月29日(金)~6月28日(日)

作:高殿円
演出:A・ロックマン
出演:中山義紘、松井勇歩、竹下健人、三好大貴、星璃、吉本考志、尾形大吾、藤戸佑飛

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