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4人の犯罪者の未亡人たちが運命に立ち向かう S・マックイーン最新作『妻たちの落とし前』公開決定

リアルサウンド

18/10/12(金) 13:00

 『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督作『Widows(原題)』が、『妻たちの落とし前』の邦題で2019年4月より公開されることが決定した。

参考:<a href=”http://www.realsound.jp/movie/2018/10/post-262687.html”>動画はこちら</a>

 本作は、マックイーン監督が『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンと共同で脚本を執筆したクライム・サスペンス。強盗の失敗により死亡した4人の強盗犯の未亡人たちが、彼らが成し遂げられなかった強盗の任務を遂行するため、未亡人の犯罪集団“WIDOWS(ウィドウズ)”を結成し、強盗犯の妻としての運命に立ち向かって行く。

 主演を務めるのは、『フェンス』で第89回アカデミー賞助演女優賞を獲得したヴィオラ・デイヴィス。最愛の夫を亡くし悲しみに暮れるも、反撃に立ち上がる強靭な女性ヴェロニカを演じている。彼女と共に女性犯罪チーム“WIDOWS”のメンバーとして立ち上がる未亡人たちに、『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲス、『コードネーム U.N.C.L.E.』のエリザベス・デビッキ、ミュージカル女優として活躍するシンシア・エリヴォが扮する。

 また、ヴェロニカの夫ハリー役をリーアム・ニーソンが務め、WIDOWSたちに影響を与える政治家ジャック・モリガン役には『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の公開を控えるコリン・ファレルが扮する。その他、『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤ、『アニマル・キングダム』のジャッキー・ウィーヴァー、『地獄の黙示録』のロバート・デュヴァルらが名を連ねる。

 公開された予告編では、ニーソン率いる強盗団が任務失敗により敗走、そして死亡するさまが。残された妻たちが、深い悲しみのなか自分たちを守るために立ち上がる様子が映し出されている。

 ロンドン映画祭オープニング作品として上映された本作。Opening Night Galaイベントはシネワールド・レスター・スクエアで行われ、レッドカーペットには、マックイーン監督とキャストのデイヴィス、ロドリゲス、カルーヤ、アン・ミッチェルが登場した。

 マックイーン監督は、「ヴィオラ・デイヴィスは僕のアイコンなんだ! 彼女はグレタ・ガルボやベティ・デイヴィス、キャサリン・ヘップバーンにも例えられる素晴らしい女優だ。偉大な監督は皆、女性を主人公にした映画を作っている。30年代から50年代には、こういうアイコンとなる女優を主演に起用した映画がよく作られていたよね。そういうタイプの映画が最近は作られなくなっていたけれど、今回とても貴重なチャンスをもらって、彼女のようなレベルの高い女優と仕事ができて、本当に光栄に思っているよ」と、主演のデイヴィスを称賛。キャストの他に、プロデューサーのイアン・カニング、作曲家のハンス・ジマー、原作者のリンダ・ラ・プラントも登壇し、華やかなレッドカーペットとなった。(リアルサウンド編集部)

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