アートイベント『遊園地都市の進化――スクワット作戦会議 in 渋谷』が2月23日に東京・神泉のRELABEL Shinsenで行なわれる。

同日をもってビルの運営を終了するRELABEL Shinsen。渡辺志桜里と西田編集長が企画し、NODが携わる同プログラムは、スクラップアンドビルドが繰り返される都市中心地で「空間の動産化」を目的としたワークインプログレスな実践を始動させるために行なうもの。1階から6階までの各階と屋上で展示、トークショー、音楽ライブなどのプログラムを実施する。

映像作家9人が参加し、豚汁がふるまわれる展示企画『内見フロア』は秋山佑太とトモトシによる共同キュレーション。CHERRYは参加型展示『新しい保健体育』、渡邉洵はパフォーマンス『原発ジプシー』で参加する。南島興の『夜まで生読書会』はシチュアショニスト・インターナショナルの理論書やギー・ドゥボールの『スペクタクルの社会』を約9時間かけて精読する内容。東京藝術大学に在籍する佐藤はなえはタトゥーショップ、KCN（kitchen）は音楽ライブを行なう。トークショーには高須咲恵（SIDE CORE）や中島晴矢らが登壇する。

各プログラムや参加アーティストなどの詳細はイベントのオフィシャルサイトで公開中。西田編集長のステートメントも掲載されている。