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過去最大級!クリムトの油彩画約20点を展示 『クリムト展 ウィーンと日本 1900』が来春開催

ぴあ

18/8/16(木) 13:00

グスタフ・クリムト 《ユディトI》 1901 年 油彩、カンヴァス 84×42cm ウィーン、ベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館 (c)Belvedere, Vienna, Photo : Johannes Stoll

没後100年を記念する『クリムト展 ウィーンと日本 1900』が、2019年4月23日(火)〜7月10日(水)まで上野の東京都美術館にて、2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)まで愛知県・豊田市美術館にて開催される。

グスタフ・クリムトは、19世紀末から20世紀初頭のウィーンで活躍した画家。写実的でアカデミックな画風から出発し、やがて金箔を多様する「黄金の時代」を経て、装飾的で抽象的な色面と人物を組み合わせた独特の画風を確立。華やかで世紀末的な官能性をあわせ持つその作品は、国内外で圧倒的な人気を誇る。

クリムトの没後100年を記念して開催される同展では、クリムト作品の世界的殿堂ともいえるウィーンのベルヴェデーレ宮オーストリア絵画館の所蔵作品を中心に、クリムトの画業の変遷と彼とともに活躍した同時代の画家たちの作品を紹介する。

初期の自然主義的な作品から、黄金様式の時代の代表作のひとつ《ユディトⅠ》、甘美な女性像や知られざる風景画まで、日本では過去最大級となる約20点のクリムトの油彩画が揃う。また、クリムトが手がけた全長34メートルにもおよぶ壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な複製も来日し、ウィーンの分離派会館での展示を再現。また、19世紀末のウィーンで紹介された日本の工芸品や絵画を通して、クリムトが受けたジャポニスムの影響にも迫る。

来春は国立新美術館にて『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道』も開催。クリムトをはじめウィーン世紀末芸術をまとめて目撃できる、貴重な年になりそうだ。

【開催情報】

『クリムト展 ウィーンと日本 1900』

年4月23日(火)〜7月10日(水)東京都美術館 企画展示室にて開催

【関連リンク】

『クリムト展 ウィーンと日本 1900』

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