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渋谷PARCOに“真っ白”な空間、新映画館・ホワイトシネクイントお披露目

ナタリー

19/11/19(火) 13:30

WHITE CINE QUINTOロビー

東京・渋谷PARCOの8階に新たな映画館、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)が11月22日にオープンする。それに先駆け、本日11月19日にメディア向け内覧会が行われた。

渋谷PARCO建て替えのために2016年から休館後、渋谷シネパレス跡地に復活したシネクイントに続いてスタートする同劇場。“来場すること自体がイベントとなるミニシアター”をテーマに、映画や映画館の概念にこだわらず、非映画コンテンツの作品や実験的な企画も提供していく。

「WHITE」には「新しい発見、可能性、才能、楽しみ方、無限に広がる無垢な場所」という意味が込められており、映画館は名前の通り白を基調とした内装。1スクリーンとフード&ドリンクカウンター、グッズコーナーで構成されている。シアター内は横長の作りで、108席と1台分の車椅子スペースが設置された。

公開ラインナップは11月22日に封切られる草間彌生のドキュメンタリー「草間彌生∞INFINITY」を皮切りに、ミュージシャン矢野顕子のドキュメンタリー「SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女。~(2017デジタル・リマスター版)」の特別上映、NYLON JAPAN創刊15周年プロジェクトとして製作された「転がるビー玉」、フォトグラファーと読者モデルの恋模様を描く「猿楽町で会いましょう」などが控える。

パルコのエンタテインメント事業部コンテンツ事業担当 映画チーム・チーフプロデューサーの堤静夫は「新しい映画館、特に1スクリーンの単館ですから、何か特色を付けなければと。せっかく渋谷PARCOにオープンするんですから、まずはお客様とマッチするアート、ファッション、音楽というテーマを掲げてスタートします」と作品選びについて説明。シネクイントと差別化を図りつつも「時間とともに変わっていくと思うので。お客さんの観たいものや時代に対応していけたら」と展望を語る。

また特色の1つとして、劇場内の座席には各シートにつき両側に肘置きとカップホルダーが付いている。堤は「映画館でも電車でも、皆さん自分のスペースを確保することにこだわられている。映画館へ行くたびに『こっちの肘置きは誰のもの』となるのも嫌じゃないですか。なので1人分のスペースをきっちり確保することも意識しました」とアピールした。

なお渋谷PARCOには、週刊少年ジャンプの公式ショップ・JUMPSHOP、「刀剣乱舞-ONLINE-」の常設店・刀剣乱舞万屋本舗、東映アニメーションのグッズショップ・LB POP-UP THEATER、「ポケットモンスター」のショップ・Pokemon Center SHIBUYAなどアニメ、マンガ、ゲームなどのカルチャーを取り扱う店舗も多数オープンする。

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