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「カメ止め」AMDアワードで優秀賞に、濱津隆之「泥臭い映画がSNSの力を借りた」

ナタリー

19/3/4(月) 22:02

濱津隆之

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'18 / 第24回AMD Award」の授賞式が、本日3月4日に東京・明治記念館 富士の間にて開催。優秀賞に輝いた「カメラを止めるな!」より、キャストの濱津隆之とプロデューサーの市橋浩治が登壇した。

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー / AMD Award」は、毎年過去1年間に発売または発表されたデジタルコンテンツの中から、優秀作品またはサービスを審査のうえ選定し、その制作者個人あるいはグループの功績を讃えるアワード。2018年に口コミで広がり大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」は、老若男女問わず笑いを届けたエンタテインメント性を評価されこのたびの受賞に至った。

授賞式で濱津は「『カメラを止めるな!』という映画は、デジタルかアナログかで言ったら振り切れるくらいアナログでして、文字通り人の手、みんなの手で作った映画です。そんな泥臭い映画が、TwitterなどSNSの力を借りてたくさんの人に観ていただくことができました」とスピーチ。市橋は、同じく優秀賞に選ばれたTBSラジオの番組で紹介されたことや、SNSで本作が拡散されてきたことを振り返り、「本作は上田監督が自宅のパソコンで編集したものです。そういった作品が映画館でかかるのもデジタル技術が発達したおかげですし、若い監督や編集スタッフに勇気を与えていただいたと思います」と受賞を喜んだ。

また優秀賞にはドラマ「おっさんずラブ」も選出。SNSを中心に人気が広がった本作は、制作者たちの独創性がたたえられ受賞に至った。制作チームを代表して登壇したプロデューサーの貴島彩理は「今思い返すと、誰1人として欠けては作れなかった作品だなと思います。ドラマは1人では作れない、チームの力があって初めて生まれるものなんだなと教えてくれた作品でした。次は映画となってより大きなチームで帰って参りますので、また皆さんに楽しい作品を届けられるようにがんばります」と述べた。

最優秀賞にあたる総務大臣賞はNHKの番組「チコちゃんに叱られる!」が獲得したほか、AMD理事長賞と優秀賞にはDA PUMPの楽曲「U.S.A.」、審査員特別賞にはクリエイティブユニット・AmPmが輝いた。そのほか優秀賞には「キズナアイ」や「モンスターハンター:ワールド」、N高等学校、TBSラジオなどが選出されている。功労賞は一般社団法人日本eスポーツ連合会長の岡村秀樹、リージョナル賞は熊本復興ドラマ「ともにすすむサロン屋台村」、江並直美賞(新人賞)は「パラデル漫画」を考案した本多修(魂の巾着)が受賞した。

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