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「生き愛」趣里と菅田将暉は現場でのびのび、ストレッチとボクシング教え合う

ナタリー

18/10/20(土) 20:00

左から趣里、菅田将暉。

「生きてるだけで、愛。」の完成披露が本日10月20日に東京・丸の内ピカデリーで開催され、キャストの趣里、菅田将暉、仲里依紗、西田尚美、石橋静河、織田梨沙、監督の関根光才が出席した。

本作は、本谷有希子の同名小説を映画化したラブストーリー。うつが招く過眠症で自分をコントロールできない寧子と、寧子と同棲中のゴシップ雑誌編集者・津奈木の関係が描かれる。

撮影時を振り返って「楽しかった!」と声をそろえたのは趣里と菅田。趣里が「菅田さんは現場でも本当にこのままで、寧子のエキセントリックな部分を受け止めてくださった」と感謝を伝えると、菅田は「俺、何回かパンチを入れられてるからね」とおどける。そして菅田は「シリアスなシーンが多いけど、そんな現場のほうが意外と楽しくなるんです。(趣里に)ストレッチとか教えてもらってました」と口にして観客を驚かせ、趣里も「私はボクシングを教えてもらったりして」と笑顔で続けた。

津奈木の元恋人・安堂を演じた仲は「セリフが長かった! ずっとよくわからないことをしゃべっていて……」と冗談交じりにコメントして、脚本を手がけた関根から「すみません!」と謝罪を受ける。寧子がアルバイトをするカフェバーの店長夫人・真紀役の西田は「(自身が演じたキャラクターの)“普通さ”が寧子に刺さればいいなと思って演じました」と心境を明かし、同店のスタッフ莉奈役の織田は「緊張感がなくて自由にやらせてもらいました」とのびのびとした雰囲気だった現場を懐かしむ。津奈木の同僚・美里を演じた石橋は「映像がとても美しい。それぞれのキャラクターが愛おしくて、途中から他人事に見えなくなります」としみじみと映画の感想を話した。

16mmフィルムで撮影された本作。関根は「フィルムには人の心の動きが写るんじゃないかと僕は信じていて。本谷有希子さんが書いた原作小説を読んだときに、これが映画になるならフィルムで!と思っていたんです」とこだわりを語る。そんな本作を、趣里は「葛藤や愛おしさが詰まっている映画ですので、ぜひ最後までご覧いただけたらうれしいです」とアピールして舞台挨拶の幕を引いた。

「生きてるだけで、愛。」は、11月9日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

(c)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

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