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Netflixアニメ『ドラゴンズドグマ』オープニング映像公開、劇伴は牧野忠義

CINRA.NET

20/9/11(金) 13:00

Netflixオリジナルアニメシリーズ『ドラゴンズドグマ』のオープニング映像が公開。劇伴音楽を牧野忠義が担当していることが発表された。

カプコンのオープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』をアニメ化した同作は、ドラゴンに心臓を奪われたことで「覚者」となった主人公イーサンが、自らの心臓を取り戻すために「従者」のハンナと共にドラゴンを倒す冒険を繰り広げる姿を描いた作品。イーサン役を中村悠一、ハンナ役を水樹奈々が演じる。脚本を砂山蔵澄が手掛け、監督と演出を須貝真也が務めた。

オープニング映像には牧野忠義が手掛けた楽曲を使用。イーサンの心臓と思われるものが爆けるシーンをはじめ、折り重る髑髏、モンスターの牙や鉤爪、赤い目を光らせ炎を吐くドラゴンの姿などが写し出されている。
{{ youtube url="https://www.youtube.com/watch?v=Nv1VsxI-t5c"}}

牧野忠義のコメント

原作であるゲーム「ドラゴンズドグマ」の楽曲を作り始めたのはおよそ10年前になります。
その後、「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」、「ドラゴンズドグマ オンライン」などシリーズ続編の音楽も担当させて頂いていたのでゲームとしての音楽は知り尽くしていました。
原作である「ゲーム」と本作「アニメーション」の音楽を担当させて頂くにあたり、原作の音楽性を如何に引き継ぎ如何に変えるか?がコンセプトであった様に思います。

まず、原作のメインテーマや個別の専用曲(~のテーマ)などは一切引用せず、全楽曲を本作完全オリジナルとする事が早々に決まりました。

原作はドラゴンに心臓を奪われても生きている「覚者」となったプレイヤーが「ポーン」と共にその謎に迫るストーリーですが、本作のプロットはゲームでは語られなかった人間の生々しさや醜さ、ダークな描写が多く追加されているという特徴があった為です。

しかしこれは原作を切り離すという意図では決してありません。
私が担当させて頂く以上、本作の音楽には必ずドラゴンズドグマの趣があるはずですから、原作ファンの方々にもきっと楽しんで頂けるものであり、逆に本作を視聴してくださった方々がゲームの方にも興味を持って頂けたらと…。

僭越ではありますがこれが私に出来る挑戦であり、原作と本作、そしてファンの皆さんを繋ぐ役目であると考えました。

この度先行公開されたOP映像の音楽では、混沌と絶望感すら漂わせる印象の中で運命を受け入れる主人公の生き様や、かすかな希望が感じられる様な音楽を作りました。まさに運命のドアが開く瞬間の音楽として本作の印象を包括した内容ではないかと感じています。

作曲自体はスムーズに進行しましたし、ゲームとは勝手が違う部分もありましたが何も妨げにはなりませんでした。制作担当のサブリメイションの皆様からは音楽から得たインスピレーションをまた更にアニメーション制作への原動力として頂けたと聞き及んでいます。

相乗効果を与え合いながら本作もいよいよ完成、Netflixにて独占公開を迎えます。
ゲームのあのシーンの裏ではもしかしたらこんな事が起きていたのかもしれない、と感じられる様な描写が至る所に散りばめられています。原作ファンの皆さんにも、本作を観てドラゴンズドグマを知って頂く皆さんにもきっと楽しんで頂ける本編になっていると思いますのでぜひご視聴頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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