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未来の手塚治虫は女性かも?山下敦弘×久野遥子「東アジア文化都市」PVが公開

ナタリー

18/11/7(水) 14:24

「東アジア文化都市2019豊島」プロモーション映像より。

山下敦弘と久野遥子が制作した「東アジア文化都市2019豊島」のプロモーション映像がYouTubeにて公開された。

東アジア文化都市とは日本・中国・韓国の3カ国が現代の芸術や伝統、生活文化に関するイベントを行うもの。日本では東京・豊島区、中国では西安市、韓国では仁川広域市にて開催される。公開された映像には、同区在住の少女・しま子が雑司ヶ谷鬼子母神堂の参道をスキップしながら歩く様子や、都電荒川線に乗る姿が切り取られたほか、自分と同じ赤いベレー帽を被った男性とほほえみ合う場面が収められた。制作には実写映像をベースにアニメーションを作り上げる手法・ロトスコープが用いられており、山下が実写パート、久野がアニメパートを主に担当している。

この映像が初披露された「東アジア文化都市2019豊島」のシンポジウムには、山下と久野のほか映像を監修した古川タクも参加。久野は「とても大きなプロジェクトで、しかも実際にある街をアニメで表現することにとても緊張しました」と語り、山下は「すごく短い尺だったので、最初からセリフで何かを伝えるのではなく、絵や動きや音だけで表現しようと思いました」と作品の意図を解説する。同区には手塚治虫が住んでいたアパート・トキワ荘があったことから、古川はしま子の赤いベレー帽について「手塚先生の帽子をイメージしたものです。もしかしたら、未来の手塚先生は女性かもしれない!という気持ちを込めました」と明かした。

なお「東アジア文化都市2019豊島」の開幕式典は、2019年2月1日に行われる予定。

※記事初出時、開幕式典の日程に誤りがありました。お詫びして訂正致します。

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