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城南海、『ムーラン』日本版主題歌アーティストに クリスティーナ・アギレラに「私も負けないぞ!」

ぴあ

20/3/12(木) 4:00

城南海 (c)2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ディズニー・アニメーションのヒロインのイメージを変えたといわれる『ムーラン』。その実写版が、5月22日(金)全国公開される。この度、日本版の主題歌アーティストが城南海(きずき・みなみ)に決定。ディズニー音楽の名曲 『リフレクション』を歌うことになる

鹿児島県奄美大島出身の城は、奄美民謡『シマ唄』をルーツに持つシンガー。NHK大河ドラマ『西郷どん』の劇中歌と大河紀行テーマをはじめ、これまで数々のドラマ主題歌や、舞台で圧巻の歌声を披露してきたが、洋画の主題歌を担当するのは今回が初めてとなる。

ディズニー映画の主題歌に抜擢され「夢が叶って本当に嬉しかった!」という城は、「ふるさとから出てきて、東京に住んで十数年。なかなか自分らしくいられないときや、本当の自分ってなんだろう、と考えることがすごくあった。そんな自分と歌詞を重ね合わせながら、ムーランの姿も重ねて歌いました」と、『リフレクション』への共感を語った。

『リフレクション』は、1998年公開のアニメーション版『ムーラン』の主題歌として、クリスティーナ・アギレラが歌唱し、当時から根強いファンを持つ曲。“自分らしくありたい”と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運をかけた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードだ。

城は、そんなムーランの複雑な心境が反映された歌詞の日本版の訳詞も担当した。「私らしい訳詞にしたいなあと、最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“私を生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と、歌詞制作への想いについて述べた。

また、歌詞が自然になるように、「もともとの英語版の母音をイメージし、“Ah”で伸ばすところは“アー”で同じ母音にして伸ばしたり、そういうところも意識しながら書きました」と、繊細な工夫を明かしている。

本作のオリジナル版では、アニメーション版と同じくクリスティーナ・アギレラが再び『リフレクション』を歌唱するが、アギレラの歌を聞いた城は、「すごくパワフルでアニメーション版よりもパワーアップしていて、今回の実写版『ムーラン』にぴったりだと思いました。“私も負けないぞ!”と思いました!」と、楽曲への自信と意気込みを見せた。

ウォルト・ディズニー・ジャパンは城について、「リフレクションは“本当の自分でありたい”というメッセージが込められた歌。一つひとつの言葉を丁寧に伝えることができるアーティストである城さんは、圧倒的歌唱力と幅広い層への親しみやすさを持ち合わせており、全国にリフレクション旋風を巻き起こしてくれるはず!」と、起用理由を明かしている。



『ムーラン』
5月22日(金)全国公開

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