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池田エライザのお気に入り建築は?「名建築で昼食を」会見に田口トモロヲと登場

ナタリー

20/8/13(木) 19:16

「名建築で昼食を」オンライン記者会見の様子。左から田口トモロヲ、池田エライザ。

ドラマ「名建築で昼食を」のオンライン記者会見が本日8月13日に開催され、キャストの池田エライザ、田口トモロヲ、プロデューサーの山本博紀が出席した。

甲斐みのりの著書「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案にした本作。カフェ開業を夢見るOL春野藤が「乙女建築」巡りを趣味とする建築模型士・植草千明とSNSで出会い、訪れた名建築でランチを楽しむさまが描かれる。池田が藤、田口が千明に扮した。

池田は自身の役を「建築を巡っていく過程で一緒に成長していく」キャラクターだと説明。また今回のドラマはドキュメンタリーのような部分があると言い、「台本を読んで現場に行っても、建築を見て気持ちが変わったら監督と話をします。こういうふうに気持ちが動いたんですが……と会話をしながら、役を現場で成長させていくんです」と述べた。

「ちょっとすると女性と間違えられがちな名前の、名建築マニアのおじさんです」と演じた役を説明したのは田口。「名建築マニアでその趣味に特化してる。それ以外はよく言えばミステリアスな……」と言うと、池田は「いつも楽しそうです」と笑顔を見せる。田口も「撮影中も、年下の乙女に日々咎められております」と笑いながら話した。

オファーを受けた際を振り返った田口は「建築を巡りながらランチを食べる。いいことずくめじゃないですか」とドラマの企画に賛同しつつ、「目で建築を愛でさせていただいて本当に楽しい。なおかつ乙女とランチを食べられる」と笑みをこぼした。対する池田も「すごくうれしくて。というのも、ご飯を食べているイメージがないということを言われたことがあって……」と回想。続けて「ガッツリと食べたり、自分の思うままに動く役をやってみたかった」「ついに来たかと思いました」と喜びをにじませた。

段取りやテストをせず、カメラを回し始めることが多々あるという今回の現場。「本当に現場に救われていると思う」と話した池田は、「初めてその建築を観た印象のまましゃべることができる。スタッフさんたちにとってはすごく大変な作業だとは思うんですけど、言葉が嘘になってしまわないんです」と述懐した。

現場のエピソードを尋ねられた田口は、建築の説明をしてくれる担当者たちの姿を回想。「『初めての経験です』って言いながら、時間が経つにつれて説明がノッてくる。熱量がどんどん増えてきて、それを肌で感じられるというのは非常に勉強になりますね。やっぱりこの建築が好きなんだと感動します」と続ける。

また、MCから撮影で訪れた建築で印象に残ったものを聞かれた2人。悩んだ末、田口は「東京都庭園美術館は圧巻でした。サイズ感といい、これはクイーン・オブ・乙女建築です」と力強く答えた。また「(ル・)コルビジェに一時ハマって写真集も買って、モダニズム建築を見てうっとりしていた時代がありました」と自身も建築物に熱を上げていた過去を明かす一幕も。

池田は、自由学園の校舎として建てられた自由学園明日館と回答。「建築家がここでこういう子たちが生活するんだと考え抜いた建物なんだと思う瞬間が多かったです。建築は成り立ちを知ることでぐっと身近になります」と続ける。最後の挨拶では、名建築の数々が登場するも「敷居の低いドラマです!」とアピールした。

真夜中ドラマ「名建築で昼食を」は8月15日にテレビ大阪ほかで放送スタート。ドラマ「ネット興亡記」でタッグを組んだ吉見拓真と横幕智裕が、それぞれ監督と脚本を担当する。

真夜中ドラマ「名建築で昼食を」

テレビ大阪 2020年8月15日(土)スタート 毎週土曜 24:56~25:26
BSテレ東、BSテレ東4K 2020年8月15日(土)スタート 毎週土曜 24:00~24:30
※ひかりTVでは1週間先行配信

(c)「名建築で昼食を」製作委員会

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