2020年5月に全国ロードショーされる映画『HOKUSAI』のティザービジュアルが公開され、追加キャストとして瀧本美織、津田寛治、青木崇高らの出演が発表された。

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　本作は、19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、ゴッホ、モネ、ドガなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人・葛飾北斎の半生を映画化した人間ドラマ。葛飾北斎生誕260周年の節目に、知られざるその半生が描かれる。

　北斎の青年期を柳楽優弥、老年期を田中泯が演じるほか、永山瑛太、玉木宏、阿部寛らがキャストに名を連ねる。監督は、『探偵はBARにいる』シリーズなどの橋本一が務めた。

　公開されたティザービジュアルは、葛飾北斎の代表作として知られ、海外では“THE GREAT WAVE”と呼ばれる「冨嶽三十六景」の一図、「神奈川沖浪裏」を使用。「自由を、掴め」「誰もが知る“あの波”の、誕生の瞬間」というコピーが添えられている。

　また、この度出演が発表された瀧本は、北斎を支える妻・コトを、津田は、風紀の乱れを正すべく表現者たちを厳しく取り締まった幕府の役人・永井五右衛門を、青木は、北斎が晩年を過ごした小布施での生活を手助けした弟子・高井鴻山を演じる。さらに、辻󠄀本祐樹が瑣吉／滝沢馬琴役、浦上晟周が東洲斎写楽役、芋生悠が麻雪役、河原れんがお栄役を務め、城桧吏の出演も明らかになった。

　あわせて公開されたキャラクター画像では、柳楽、田中、阿部、永山、玉木、瀧本、津田、青木の劇中での表情が切り取られている。