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大黒摩季、アレサ・フランクリンは「永遠のディーヴァ」 ファンを前に圧巻パフォ

ぴあ

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TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催されている「10万分の1秒の音響映画祭」で11月4日、米音楽誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ばれた“ソウルの女王”アレサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト』が先行上映され、特別ゲストとして歌手の大黒摩季が舞台挨拶に立った。

主人公のアレサを演じるのは、2018年に亡くなったフランクリンが生前に指名していたと言うジェニファー・ハドソン。『ドリームガールズ』でアカデミー助演女優賞を受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞した彼女が、父の束縛や夫の裏切りから逃れ、自分自身の力で生きる覚悟を決めたアレサの心揺さぶる“魂の叫び”を現代によみがえらせる。

大黒は「16歳のときに『レディ・ソウル』という名盤をジャケ買いして。当時はレコードね(笑)。それ以来、アレサを聞いて歌って育った。出会っていなければ、今の大黒摩季はいない」と強い思い入れを熱弁。「ソウルの女王としてだけではなく、ひとりの女性として公民権運動にも参加し、世のため人のために生きたオールラウンドのスーパースター。そして永遠のディーヴァ」だとフランクリンへの惜しみない“リスペクト”を示し、主演を務めたハドソンについては「どんどんアレサ化していき、最後はアレサを超えていく。そこが見もの」と絶賛していた。

さらに彼女の代表曲で、映画のタイトルにもなった名曲「Respect」を生披露。圧巻のパフォーマンスで劇場に駆けつけたファンを“熱く”させ「来年はデビュー30周年。アレサに比べたら、足元にも及ばないミジンコみたいなものですけど(笑)、粘ってここまでたどり着いた。アレサのように歌を通して、元気と勇気と希望を差し上げられれば」と抱負を語った。イベントには大黒に加えて、お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のまひる、よしこが映画をイメージした扮装で出席した。

映画の世界を肌で感じる真の音響体験を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」は、音響の専門家が10万分の1秒単位まで徹底的に音響調整したプレミアムシアターで厳選された作品を上映。11月17日からは、同日オープンする「TOHOシネマズ セブンパーク天美」にて開催される(11月17日~11月25日)。

取材・文・写真=内田涼

『リスペクト』
11月5日(金)全国公開

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