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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

「四勇士(よんゆうし) 友と共にあめアメふれフレ」の出演者。

中村壱太郎が「大人が観ても十分楽しめる作品」と太鼓判、舞踊劇「四勇士」

ナタリー

19/8/10(土) 13:28

「夏休み! 歌舞伎自由研究」が、8月13・14日に東京・歌舞伎座ギャラリー木挽町ホールで開催される。企画に先駆け、昨日8月9日に東京都内で壱太郎の取材会が行われた。

「夏休み! 歌舞伎自由研究」は、歌舞伎座ギャラリーが行う舞踊劇とトークが楽しめる夏休み企画。上演される舞踊劇「四勇士 友と共にあめアメふれフレ」は、中村壱太郎が春虹の名前で脚本・演出、吾妻徳陽の名前で振付を手がけた新作だ。本作には壱太郎のほか、松竹が運営する歌舞伎教室「こども歌舞伎スクール寺子屋」の生徒たちが出演する。

春虹名義での執筆がこれで3作目と言う壱太郎は、「また新作を書きたいと思っていたところに、松竹さんから歌舞伎座ギャラリーでの公演の話を4月頃にいただいて。ぜひやらせていただきたいとお答えしました」とにこやかに話す。「ただそこから本番が重なり、脚本ができあがったのは7月。大阪松竹座で昼2役と夜2役を勤める合間の3時間に、必死で書き上げました」と執筆の苦労を明かした。

上演される演目「四勇士」について、「イメージは、RPGゲームの『ドラゴンクエスト』です(笑)。出てくるキャラクターも勇者や力自慢、魔法使い、踊り上手など、ゲームっぽさを意識しました。ちなみに勇者は女の子です」と微笑みつつ、「子供たちのために脚本を書くのが初めてなので、どのくらいの難易度にしたらよいかには悩みました。セリフや長唄の歌詞をわかりやすくしたり、40分以内に収まる簡潔な3場構成にする、といった点に気を配りましたが、大人が観ても十分楽しめる作品になったと思います。土蜘蛛退治や、三番叟の曲を使うなど、歌舞伎の要素をたくさん取り入れているので、歌舞伎好きな方にも楽しんでいただけるのでは」と自信を見せた。

今回共演する「こども歌舞伎スクール寺子屋」の生徒の印象を記者から聞かれると、「思った以上にがんばってくれて、寺子屋での日頃の稽古の成果が生きているように感じます。言われたことを次の日にきちんと直してくることができるのが素晴らしい。親御さんのサポートにも感謝しています」と思いを述べる。子供たちへの指導については、「教えることの責任を感じますね。伝えていることが本当に正解か自分に問いかけながら、生徒と向き合っています。チームワークを大切に、副題通り“友と共に”という意識で舞台を作り上げたいです」と真摯に語った。

上演後に行われる、壱太郎とゲストによる“お楽しみトークショー”には、壱太郎が過去に作・演出を手がけた「趣向の華(しゅこうのはな)」公演に出演経験のある中村鷹之資、片岡千之助、中村玉太郎のほか、今作の補綴を担当する松竹芸文室の戸部和久、壱太郎の鳴物の師・藤舎千穂がそれぞれ回替わりで登場する。

「夏休み!歌舞伎自由研究」

2019年8月13日(火)・14日(水)
東京都 歌舞伎座ギャラリー木挽町ホール

袴歌舞伎<第二章>

脚本・演出:春虹
振付:吾妻徳陽

「四勇士(よんゆうし) 友と共にあめアメふれフレ」
出演:中村壱太郎 / 石山綾乃、岡本朋己、梶栞奈、川端希、木村海翔、佐伯和正、島琴音、宿口詩乃、白井虎次郎、中川響、深澤瑛太、堀内翼、横山朝樹、吉田真守、渡邉太一

お楽しみトークショー
出演:中村壱太郎
ゲスト:中村鷹之資、片岡千之助、中村玉太郎、戸部和久、藤舎千穂

※ゲストは回替わりでの登場。

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