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Snow Man “だて様”こと宮舘涼太、ロイヤルな雰囲気と理想を追求するストイックな姿勢 知るほどクセになる個性

リアルサウンド

20/3/16(月) 6:00

 CDデビュー以降、グループとしてもソロとしても幅広い活躍をし続けているSixTONESとSnow Man。3月12日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)に出演したSixTONES・田中樹とSnow Man・深澤辰哉のように、2グループのメンバーが共演することも少なくない。2組ともテレビに映画、ラジオなど次々と露出が増えており、今後の活躍にもますます期待が高まる。そんな彼らの魅力を紐解き続けてきた「SixTONES&Snow Man徹底解剖」でメンバー個人を紹介するのは、本稿で最終回。最後は、Snow Manのメンバーカラー赤、高貴な香り漂う“だて様”こと宮舘涼太で締めくくりたい。

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 宮舘は、1993年3月25日生まれの26歳。来週誕生日を迎えて27歳になる。入所前からダンスを嗜んでいたという宮舘が、ジャニーズ事務所に入所したのは2005年のこと。メンバーの佐久間大介、渡辺翔太と同期で、渡辺に関しては幼馴染だというから驚きだ。宮舘はジャニーズ事務所に入所後、先輩たちのバックを務めつつ2009年にSnow Manの前身であるMis Snow Manに加入。2012年からSnow Manとして活動を続け、デビューを掴んだ。

 思えばSnow Manファンは誰の担当であっても「宮舘が好き」という人が多いと感じる。というのも、宮舘には知れば知るほどクセになる面白味があるのだ。

 まずは、なんと言っても独特のキャラクターだ。昨今、宮舘は“だて様”と呼ばれ、ロイヤルなイメージがついている。2019年8月13日のラジオ番組『東貴博と山根千佳のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)に出演した時も、パーソナリティの東貴博と貴族話に花を咲かせて盛り上がっていた。『7G~SEVENTH GENERATION~』(フジテレビ系)や『しゃべくり007』(日本テレビ系)などでは、全身に洗濯ばさみをつけて引っ張るという体を張った芸もしていたが、同時に痛みを感じずカメラに向かってキメ顔をするという優雅なパフォーマンスも見せた。ジャニーズJr.チャンネルにアップされている動画「【クイズ!正解はダテ様】国王は宮舘…白馬の名前が決定!」でも、「宮舘王国の国王」という設定を演じきり、ロイヤルな解答を披露していた。こうしたキャラクターは他のどのメンバーにもない、彼の強みとなっている。

 そんなだて様の言動からは曲がらない美学が感じられ、真っ直ぐな人柄を持っていることが分かる。この徹底ぶりも彼の魅力のひとつだろう。メンバーからも「実はめちゃくちゃ努力家。努力に裏打ちされた気品、説得力がある」(深澤辰哉)、「誠実で真っ直ぐなスピリットは、騎士道じゃなく、武士道寄り」(阿部亮平)と言われているのを見ると、完璧な歌、ダンス、立ち振舞いの裏には「こうあるべきだ」という理想の姿を追求するために、相当の努力を重ねていることも察せられる(参考:ViVi)。

 こうして理想を頑として追い続けている努力家の宮舘だが、YouTubeにアップされている動画では、リラックスした素顔を見せる瞬間も多く見られる。分かりやすいのは、「【ミッション】 6人で合計6分間笑うな!」だろうか。オープニングからニコニコしており、あの手この手で笑わせようとしてくるメンバーたちとワチャワチャしながら笑いを我慢している様子が微笑ましい。ふと見せるこういった少年っぽい部分も、多くのファンの心を掴んでいる理由ではないだろうか。

 品行方正でストイックな努力家な宮舘は、知るほどにクセになるメンバーだ。「だて様が気になる」と少し調べはじめたら最後、きっと宮舘王国から抜け出せなくなるだろう。Snow Manファンを増やすリーサル・ウェポンは、もしかするとだて様なのかもしれない。

 これまでSixTONES、Snow Manメンバー一人ひとりに焦点を当ててきた。限られた紹介で恐縮であったが、これをきっかけに一人でも多くの人が彼らに興味を持ってくれれば嬉しい。そして、暗いニュースが続く今、SixTONESとSnow Manの活躍がエンタメ業界を明るく照らしてくれることに期待したい。(高橋梓)

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