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記録映画『三島由紀夫VS東大全共闘』予告編公開 「言葉と言葉の殴り合い」

CINRA.NET

20/1/29(水) 12:30

©SHINCHOSHA

ドキュメンタリー映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』の本予告編と場面写真が公開された。

1969年5月13日に東京大学駒場キャンパス900番教室で行なわれた、三島由紀夫と約1000人の東大全共闘による討論会の模様を切り取った同作。昨年発見された討論会のフィルム原盤を高精細映像にリストアし、識者らによる三島由紀夫についての「生きた」証言を集めて制作されたもので、三島由紀夫本人や芥正彦ら東大全共闘の参加者、「楯の会」の参加者などの姿が映し出されているほか、平野啓一郎、内田樹、小熊英二、瀬戸内寂聴、椎根和らが登場する。ナビゲーターを東出昌大が担当。3月20日から公開される。

予告編では、マイクを手にした三島が「私は、右だろうが左だろうが、暴力に反対したことなんか一度もない」と語る姿をはじめ、三島と対峙した芥正彦ら東大全共闘が「三島氏にとっての天皇との問題に触れてくるわけです」「あなたは日本人であるという限界を超えることはできなくなってしまうということですか?」と発言する様子、平野啓一郎が「社会を変えていくのは言葉なんですよね」と吐露する場面、芥正彦が「言葉が、力があった時代の最後だとは思っている」と証言するシーン、東大全共闘を前にした三島の「私は、諸君の熱情は信じます。他のものは一切信じないとしても、これだけは信じるということをわかっていただきたい」という言葉などが確認できるほか、「言葉と言葉の殴り合い」というコピーが使用されている。
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