「パラサイト 半地下の家族」の見放題配信が1月1日にTELASAでスタート。映画評論家・町山智浩による音声解説も用意された。

第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドール、第92回アカデミー賞で作品賞を含む4冠を達成した本作。日本国内では興行収入47億円、累計動員340万人以上という2020年公開の海外作品ではNo.1のヒットを記録している。

TELASAでは字幕版、吹替版、4K字幕版、4K吹替版を配信。またここでしか視聴できない音声解説バージョンでは、町山が映画に張り巡らされた伏線やストーリーの謎、韓国映画界の裏側、撮影技法などを縦横無尽に語っている。配信は1月31日24時まで。

本日12月24日にオープンした特設サイトには、監督を務めたポン・ジュノのインタビューも掲載。劇中に登場するジャージャーラーメンのレシピ動画も公開中だ。1月4日にはTELASAの公式Twitterでクリアファイルと韓国箸が特典に付くBlu-rayが3名に当たるプレゼントキャンペーンもスタート。

また今回の配信に合わせた関連特集も実施。主演を務めたソン・ガンホの出演作とアカデミー賞作品賞に輝いた映画をまとめた配信が行われる。ラインナップは下記で確認を。またポン・ジュノ、ソン・ガンホ、町山によるコメントも掲載している。

ポン・ジュノ コメント

劇場での感動をご自宅にもお届けできたら嬉しいです。本作は家族が主人公のストーリーですが、家族みんなで集まって観るよりも、1人ひとり順番に、今日はお母さん、明日はお父さん、子どもたちもみんな曜日別に、それぞれこっそりと観てもらえたら、より面白く衝撃的だと思います（笑）。ホームエンタテインメントでは、すでにストーリーを知ったうえで繰り返し本編を観ることができます。後半の展開につながるとても細やかな伏線が実は前半に少しずつ隠れているので、結末を知りながら伏線を探すのも楽しんでください！

ソン・ガンホ コメント

私は貧しいキム家と大富豪パク家同士の、し烈な演技合戦？そういったものを楽しんでいただけたらと思います。劇場で初めて映画をご覧になったときは、映画自体に集中しきりで余裕がなかったかもしれません。ホームエンタテインメントでは、俳優たちのアンサンブルや演技合戦をじっくりと堪能できると思います。

町山智浩 コメント

「パラサイト」は、マンガ家志望だったポン・ジュノ監督自身が絵コンテを描いて画面の隅々まで完璧に設計した映画です。また、一見ギャグに見えるシーンにも実はリアルな韓国の現実が反映されています。掘れば掘るほど奥深い「パラサイト」、自分は音声でそのガイドをさせていただきます。

名優ソン・ガンホ主演作品特集配信 ラインナップ

「タクシー運転手 ～約束は海を越えて～」
「観相師-かんそうし-」
「スノーピアサー」
「青い塩」
「グエムル 漢江の怪物」
「JSA」

アカデミー賞作品賞受賞作品特集配信 ラインナップ

「それでも夜は明ける」
「英国王のスピーチ」
「スラムドッグ$ミリオネア」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「ビューティフル・マインド」
「グラディエーター」
「アメリカン・ビューティー」
「恋におちたシェイクスピア」
「フォレスト・ガンプ／一期一会」